ダイヤモンドS
レース展望

過去10年で1番人気は[6−1−0−3]で7連対。前走中山に出走した馬は[5−1−0−0]、前走関西圏に出走した馬は[1−0−0−3]。2番人気は[1−2−3−4]で3連対、3番人気は[0−1−2−7]で1連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は10倍、47倍、1287倍、25倍、166倍で荒れている。20年は16−3−2番人気で3連単355万馬券が飛び出した。

トップハンデは[3−3−0−6]で6連対。5番人気以内は[3−3−0−1]だが、6番人気以下は[0−0−0−5]で3着以内がない。5番人気以内のトップハンデは堅実。関東馬は[6−6−5−53]で12連対、関西馬は[4−4−5−61]で8連対。6番人気以下では関東馬[2−2−2−38]、関西馬[0−1−2−47]。11、16番人気で連対したのは関東馬。大穴で10番人気以下の関東馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[7−5−2−41]で1、1、1、1、1、1、7番人気が勝ち、1、2、5、6、11番人気が2着、2、2番人気が3着。カウディーリョ、タイセイモナーク、ベスビアナイト、レクセランスが該当する。社台F生産馬は[0−0−1−9]で5番人気が3着。アスクワイルドモア、キスラー、トーセンカンビーナが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−1−8]で6番人気が3着。スタッドリーが該当する。

ミクソロジーは長距離戦を使って萬代橋特別、2勝クラス、万葉Sを3連勝。前走万葉Sは1番人気に支持され、6番手から3位の35.9秒で抜け出して3分3秒4のレコードで2馬身差で圧勝。中盤に流れが緩んだが、前半5F59.9秒、後半5F59.9秒で長距離適性を示した。今回は重賞初挑戦、初の東京、前走より3キロ重い56キロを背負う。過去10年で前走万葉S勝ち馬は[0−0−1−4]。西村騎手が騎乗する。

シルブロンは芝2200m以上を使われると[3−1−0−0]で1勝クラス1着、阿賀野川特別2着、本栖湖特別1着、グレイトフルS1着。前2走はルメール騎手が騎乗し、最速の33.6秒、35.7秒で差して勝っている。シルクHCで1500万円で募集されたトーセンジョーダン産駒で豪コーフィールドCを勝ったメールドグラースの半弟。ハンデは前走と同じ55キロ。稲垣厩舎は重賞初制覇が懸かる。

昨年の京都新聞杯勝ち馬アスクワイルドモア、昨年のダイヤモンドS5着馬ヴェローチェオロ、21年の目黒記念勝ち馬ウインキートス、前走AJCC6着のスタッドリー(モレイラ騎手)、前走万葉S2着のタイセイモナーク、同4着のレクセランス(バシュロ騎手)など。過去10年で7歳以上は[2−4−2−50]で20年は16番人気のミライヘノツバサ(日経賞2着)が優勝。長距離重賞で実績がある高齢馬の激走に注意したい。

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