金鯱賞
レース展望
3月に移動した過去6年で1番人気は[4−1−1−0]で3着以内を確保。単勝1倍台は[2−1−0−0]で堅実。2番人気は[1−1−1−3]で2連対、3番人気は[0−0−0−6]で連対なし。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が1連対。過去6年は1、2番人気のどちらかが連対し、馬連は38倍、58倍、17倍、15倍、135倍、8倍。1、2番人気に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
4歳[4−2−1−11]、5歳[1−3−3−16]、6歳[1−0−2−15]、7歳以上[0−1−0−13]。毎年4歳馬が連対している。6歳馬は10番人気、8歳馬は8番人気が連対。2頭は逃げ馬だった。穴で6歳以上の逃げ馬に注意。関東馬は[0−1−1−16]で1連対、関西馬は[6−5−5−39]で11連対。関東馬は8番人気の1連対のみ。5番人気以内は[0−0−0−7]で3着以内がない。
過去10年でノーザンF生産馬は[2−3−2−19]で1、1番人気が勝ち、2、5、8番人気が2着、2、6番人気が3着。ハヤヤッコ、フェーングロッテン、ポタジェ、ルビーカサブランカ、ワンダフルタウンが該当する。社台F生産馬は[1−0−2−8]で10番人気が勝ち、1、6番人気が3着。アラタ、グランオフィシエ、プログノーシスが該当する。社台馬主の馬はフェーングロッテン(サンデーR)、グランオフィシエ(社台RH)、プログノーシス(社台RH)。
プログノーシスは[4−1−1−1]で21年の毎日杯でシャフリヤールに0.3秒差の3着がある。前走中日新聞杯は藤岡佑騎手が騎乗し、後方2番手から最速の33.2秒で大外から追い込んで0.1秒差の4着。前半5F61.9秒のスローペースで離れた後方2番手から大外をブン回すレースでは厳しかった。これまで川田騎手では4戦4勝で上がりは全て最速。過去6年で川田騎手は[1−1−0−3]でダノンプレミアムで勝ち、レイパパレで2着がある。前走は少しモッサリ映ったが、中内田厩舎得意の休み明けでシャキッとしてくるか。
マリアエレーナは昨年以降の芝2000m重賞[1−2−1−1]で天皇賞(秋)7着を除き3着以内を確保。小倉記念は5番手から最速の34.6秒で抜け出して1分57秒4で5馬身差で圧勝。0.8秒差の3着ジェラルディーナはエリザベス女王杯を制した。前走愛知杯は3番手から2位の34.4秒で上がって0.5秒差の3着。トップハンデ56.5キロを背負い、荒れた内を突いて伸び切れなかった。今回は叩き2戦目で1.5キロ軽い55キロで出走できる。中京芝2000mは[1−1−2−0]。松山騎手は3週連続重賞制覇なるか。
昨年の大阪杯勝ち馬ポタジェ、前走中山金杯3着のフェーングロッテン、同4着のアラタ、前走関門橋Sを勝ったディープモンスター、前走白富士S3着のヤマニンサルバム、昨年の愛知杯勝ち馬ルビーカサブランカなど。ポタジェは大阪杯を制したが、その後は大不振。過去2年の金鯱賞は0.1秒差の3着、0.8秒差の4着。休み明けで59キロを背負うのがどう出るか。フェーングロッテンは芝2000m[2−1−2−2]で中京の白百合Sを逃げ切っている。芝2000m以下で松若騎手なら[2−0−2−0]。開幕週で前残りの展開に持ち込んで粘り込むか。
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