フラワーC
レース展望
過去10年で1番人気は[3−1−3−3]で4連対。前走勝った馬は[3−1−2−0]で堅実。前走負けた馬は[0−1−0−3]で不振。2番人気は[4−2−1−3]で6連対、3番人気は[1−2−0−7]で3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は14倍、3倍、320倍、27倍、59倍。20年は12−4番人気で大波乱になった。トリッキーな中山芝1800mで波乱傾向が強い。
前走勝った馬が15連対で毎年連対中。初勝利直後でも通用する。前走2着以下から連対した6頭のうち5頭が前走重賞2〜7着に負けていた。前走10着以下は[0−0−0−17]で3着以内がなく不振。連対馬は全て芝1600m以上で勝ち星があった。前走芝1600〜2000mを勝った馬が連勝することが多い。前走新馬戦[2−0−0−7]、未勝利戦[2−3−1−30]で計7連対。初勝利直後、人気薄でも通用している。
過去10年でノーザンF生産馬は[3−3−3−27]で2、2、3番人気が勝ち、4、6、12番人気が2着、1、1、4番人気が3着。ココクレーター、ドナウパール、パルクリチュード、パルティキュリエ、フラッシングレートが該当する。社台F生産馬は[0−3−1−9]で2、3、3番人気が2着、5番人気が3着。エメリヨン、ヒップホップソウル、マルカシャルマン、ミカッテヨンデイイが該当する。
ココクレーターは新馬戦で後方から馬群を捌いて最速の33.4秒で上がってエメリヨンにクビ差の2着。前走未勝利戦は4番手から2位の34.7秒で抜け出して1分34秒3で優勝。小柄な牝馬だが、追われてからの反応が良く末脚がしっかりしている。キャロットFで3600万円で募集された木村厩舎のエピファネイア産駒で近親にリスグラシューがいる。昨年以降の重賞でエピファネイア産駒は[1−6−6−84]、1番人気は[0−1−0−9]、2番人気は[0−1−2−6]。初の右回り&中山がどう出るか。鞍上はルメール騎手。
ドナウパールは新馬戦で中団から3位の33.2秒で上がって0.3秒差の4着。前走未勝利戦は中団から勝負どころで押し上げ、最速の35.0秒で抜け出して1分47秒6で2馬身半差で圧勝。直線では逆手前で遊びながら走っていた。サンデーRで6000万円で募集された斎藤崇厩舎のエピファネイア産駒で母はドナウブルー、半姉にドナウデルタがいる。今年の重賞でサンデーRは[1−2−4−17]、2番人気以内では[1−0−3−3]。今年の芝重賞で戸崎騎手は[1−1−0−11]、2月以降は[0−0−0−8]で不振。
ベゴニア賞2着馬ヒップホップソウル、デイジー賞勝ち馬エミュー、同2着馬ゴールデンハインド、新馬戦でココクレーターに勝ったエメリヨン、未勝利戦勝ち馬パルティキュリエ、マテンロウアルテなど伏兵は多士済々。ヒップホップソウルは前走フェアリーSで1番人気に支持されたが、好位の外から7位タイの36.2秒で上がって0.6秒差の7着。直線で前が壁になって追い出しが遅れ、外に出しても前に入られて最後までまともに追えなかった。キタサンブラック産駒でダノンファストの半妹。木村厩舎はココクレーターと2頭出し。
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