スプリングS
レース展望
過去10年で1番人気は[2−4−2−2]で6連対。関東馬は[2−1−2−2]、関西馬は[0−3−0−0]。前走G1出走馬は[2−3−0−1]で堅実。2番人気は[0−2−2−6]で2連対、3番人気は[2−2−0−6]で4連対。過去3年は10−1番人気、6−1番人気、3−7番人気、5−2番人気で決着し、馬連は102倍、29倍、88倍、18倍。人気馬と人気薄で中穴以上の決着が多い。
連対馬全てが前走4着以内。前走5着以下は[0−0−1−34]で不振。前走勝ち馬は[6−6−5−41]で12連対。5番人気以内は[5−6−3−11]だが、6番人気以下は[1−0−2−30]で1連対。関東馬は[7−5−8−60]で12連対、関西馬は[3−5−2−39]で8連対。6番人気以下では関東馬[2−1−3−45]、関西馬[0−0−2−27]。穴で差しタイプの関東馬に注意。
過去10年でノーザンF生産馬は[3−4−3−21]で1、3、4番人気が勝ち、1、1、2、2番人気が2着、1、2、7番人気が3着。アイスグリーン、セブンマジシャン、ドンデンガエシ、パクスオトマニカが該当する。社台F生産馬は[2−0−1−14]で1、3番人気が勝ち、6番人気が3着。ベラジオオペラが該当する。社台系生産、社台系馬主の人気馬が勝つことが多い。社台馬主はアイスグリーンしかいない。
セブンマジシャンは中山芝1800mの新馬戦、黄菊賞を最速上がりで2連勝。ホープフルSは中団から4位の34.7秒で上がって0.4秒差の6着。向こう正面で外から上がって行く馬をやり過ごしたが頭を上げて掛かっていた。前走京成杯は出遅れて後方から2位の34.9秒で追い込んで0.6秒差の3着。4コーナーで外に膨れたソールオリエンスの煽りをモロに受け、直線で外に寄れたオメガリッチマンに進路を塞がれて頭を上げる不利があった。新馬戦を勝ったコースで重賞初制覇なるか。テン乗りの戸崎騎手が騎乗する。
ベラジオオペラは新馬戦を2番手から最速の33.6秒で抜け出して1分48秒0(稍重)で優勝。前走セントポーリア賞は2番手から5位の33.9秒で抜け出して1分48秒0で優勝。スローの上がり勝負で最後に後続を突き放した。千葉サラブレットセール4851万円のロードカナロア産駒で近親にエアスピネル、サトノヘリオス(スプリングS3着)がいる。上村厩舎は重賞では[0−4−1−23]。先週のフィリーズレビューではムーンプローブが2着に入った。重賞初制覇なるか。2戦連続で横山武騎手が騎乗する。
デイリー杯2歳S勝ち馬オールパルフェ、新馬、フリージア賞を連勝したホウオウビスケッツ、あすなろ賞勝ち馬アイスグリーン、水仙賞勝ち馬ハウゼ、若竹賞勝ち馬パクスオトマニカ、未勝利、1勝クラスを連勝したメタルスピードなど伏兵は数多い。オールパルフェはデイリー杯2歳Sを前半5F59.0秒で逃げ、4位の34.2秒で上がって1分33秒2で優勝。前走朝日杯FSは前半5F57.8秒で逃げ、直線で一杯になって0.5秒差の6着。距離をこなして皐月賞に名乗りを上げるか、それともNHKマイルCか。
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