青葉賞
レース展望
過去１０年で１番人気は［２−３−３−２］で５連対。過去５年は［０−２−２−１］で２、３着に負ける馬が多い。２番人気は［０−１−１−８］で１連対、３番人気は［２−０−１−７］で２連対のみ。６〜９番人気が４連対、１０番人気以下が１連対。過去４年の５番人気以内で決着し、馬連は２１倍、２６倍、１０倍、１６倍。上位人気馬の組み合わせで２０倍前後を狙うのが妙味。
連対馬１７頭が前走３着以内。前走４着以下から連対した３頭は前走共同通信杯４着、弥生賞４着、スプリングＳ７着。皐月賞の前哨戦で４〜７着に負けた馬が巻き返している。東京芝２４００ｍの外枠は不利。８枠は０９年に１番人気のアプレザンレーヴが連対したが、過去１０年は［０−０−１−２５］で３着が１回あるのみ。５番人気以内は［０−０−１−７］。人気でも過信禁物。
過去１０年でノーザンＦ生産馬は［５−５−６−３６］で１、１、３、３、５番人気が勝ち、１、１、４、５、７番人気が２着、１、１、１、５、６、８番人気が３着。グランヴィノス、サトノトルネード、スキルヴィング、ヒシタイカンが該当する。社台Ｆ生産馬は［１−０−０−２０］で４番人気が１着。アームブランシュ、シャドウソニック、ティムール、マサハヤウォルズが該当する。今年は社台馬主の馬がスキルヴィング（キャロットＦ）しかいない。
スキルヴィングは新馬戦でヒシタイカンにクビ差の２着に負けたが、２馬身差の３着エエヤンはニュージーランドＴを制した。未勝利戦を後方から馬群に突っ込んで最速の３３．２秒で抜け出し２分００秒３で３馬身差で圧勝。前走ゆりかもめ賞は後方から最速の３４．０秒で差し切り２分２４秒８で３馬身差で圧勝。２着サヴォーナはアザレア賞を制した。キャロットＦで３４００万円で募集されたキタサンブラック産駒。デビューから３戦とも出遅れているのは気になるところ。出遅れた後に超スローペースで完全前残りにならなければ。
アザレア賞勝ち馬サヴォーナ、東スポ杯２歳Ｓ３着馬ハーツコンチェルト、弥生賞４着馬アームブランシュ、中山の１勝クラス勝ち馬メイテソーロ、大寒桜賞勝ち馬ヨリマル、京都２歳Ｓ６着馬グランヴィノス、東京の新馬戦を勝ったヒシタイカン、東京の未勝利戦を勝ったサトノトルネード、ナイトインロンドンなど。サヴォーナは前３走芝２４００ｍを使ってゆりかもめ賞２着、ゆきやなぎ賞２着、アザレア賞１着。過去１０年で前走アザレア賞勝ち馬は４番人気以内なら［３−０−１−１］。池添騎手は昨年プラダリアで勝っている。
ハーツコンチェルトは中京芝２０００ｍの新馬戦を８馬身差で圧勝したが、その後は３、７、７着に終わった。叩き２戦目、距離延長でどこまで変わるか。アームブランシュは弥生賞で追い込んで０．２秒差の４着。前走山吹賞は最後方から捲って０．２秒差の３着。前半５Ｆ６４．４秒のスローペースだった。東京では未勝利戦を勝っている。ヒシタイカンは新馬戦を中団から最速の３３．４秒で上がってスキルヴィングに勝っている。セレクトセール１億１２０万円のモーリス産駒。スキルヴィングを差し切った事実をどう評価するか。
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