平安S
レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−0−4]で6連対。単勝1倍台は[2−0−0−1]、2倍台は[3−1−0−1]、3倍台は[0−0−0−2]。2番人気は[1−0−1−8]で1連対、3番人気は[1−3−3−3]で4連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は59倍、218倍、21倍、8倍、17倍で中穴以上の決着が多い。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち12頭が前走5着以内。残る8頭は前走8、10、11、12、13、14、14、16着。前走6〜9着は[1−0−2−35]で1連対のみ。中途半端に負けた馬より10着以下に惨敗した馬に注意。京都で6番人気以下で連対した6頭のうち4頭が道中9番手以下、残る2頭が2番手以内。実力馬が前を一掃すると差し追い込み馬が突っ込んでくることが多い。穴で差し追い込みタイプの突っ込みに注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[1−2−3−15]で1番人気が勝ち、6、8番人気が2着、2、3、4番人気が3着。カテドラル、グロリアムンディ、タイセイドレフォンが該当する。社台F生産馬は[1−0−3−6]で3番人気が勝ち、3、4、5番人気が3着。今年は該当馬がいない。社台馬主の馬は、カテドラル(キャロットF)、グロリアムンディ(吉田和美氏)の2頭。過去10年社台馬主の馬は勝っていない。

グロリアムンディはダートG2以下では[5−1−0−0]。昨年のアンタレスSは5番手から4位タイの36.9秒で抜け出したが、最後にオメガパフュームに差されて0.1秒差の2着。チャンピオンズCはムーア騎手が騎乗したが、後方のまま見せ場なく12着。前走ダイオライト記念は7番手から内を通って押し上げ、直線で抜け出して9馬身差で圧勝。ダート長距離で復活した。過去10年で川田騎手は[2−0−2−4]、1番人気では[2−0−0−1]。大久保龍厩舎は19年に1番人気のチュウワウィザードで勝っている。

ハギノアレグリアスはダート[6−3−0−2]で昨年秋以降は[2−2−0−0]で太秦S1着、みやこS2着、東海S2着、名古屋大賞典1着。東海Sは6番手から最速の36.2秒で上がってプロミストウォリアに0.4秒差の2着。勝負どころで外にカラ馬ヴァンヤールがいて仕掛けが遅れ、直線ではヴァンヤールに外から寄られる大きな不利があった。前走名古屋大賞典は6番手の外から押し上げ、ケイアイパープル(昨年の平安S2着馬)との叩き合いを制した。今回は3キロ増の57キロ。川田騎手から岩田望騎手に乗り替わる。

アンタレスS2着馬ヴァンヤール、昨年のレパードS勝ち馬カフジオクタゴン、同2着馬タイセイドレフォン、昨年のJDD勝ち馬ノットゥルノ、ダイオライト記念2着馬テリオスベル、同3着馬メイショウフンジン、マーチS4着馬ロードヴァレンチなど。ヴァンヤールは4走前の名古屋GPでペイシャエスにハナ差の2着。前走アンタレスSは6番手から2位タイの37.2秒で上がってプロミストウォリアに0.1秒差の2着。東海Sで落馬競走中止はあったが、一戦ごとにパフォーマンスを引き上げている。荻野騎手では[3−4−1−3]。

カフジオクタゴンはレパードSを勝った後、重賞を使われて3、7、3、5、5着で善戦止まり。良馬場のダートは[4−1−1−2]。前3走は稍重、不良、重で道悪だった。タイセイドレフォンはダート[4−3−0−4]、右回りは[3−1−0−1]で前走平城京Sを好位から抜け出して1分51秒1で勝っている。今年のダート戦でドレファン産駒は39勝でトップ。ノットゥルノはダート[3−3−0−3]でJDDを勝ち、東京大賞典で2着に入った。初の59キロがどう出るか。過去10年で武豊騎手は[0−1−0−6]。

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