オークス
レース展望
過去10年で1番人気は[5−2−1−2]で7連対。単勝1倍台は[2−1−0−1]で連対率75%。2番人気は[1−2−3−4]、3番人気は[3−0−1−6]で各3連対。6〜9番人気は3連対、10番人気以下は2連対。過去6年のうち4年で2着に6番人気以下が来ている。過去5年の馬連は11倍、251倍、18倍、18倍、81倍。昨年は10番人気のスタニングローズが2着に入り中穴決着になった
連対馬17頭が前走3着以内。前走桜花賞4、9、10着から連対した3頭は2走前に重賞を勝っていた。過去5年の連対馬10頭のうち7頭が前走1着、全馬が前走4着以内だった。近年は前走好走馬が活躍している。連対馬11頭が桜花賞組。そのうち8頭が桜花賞で3着以内に入っていた。前走フローラS出走馬は[1−4−2−38]でフローラS3着のユーバーレーベンが3番人気で勝ったが、2、3着に負ける馬が多い。
過去10年でノーザンF生産馬は[4−6−8−42]で1、1、1、3番人気が勝ち、1、1、2、2、4、10番人気が2着、1、2、2、2、3、4、5、6番人気が3着。コナコースト、ドゥアイズ、ハーパー、ペリファーニア、ミッキーゴージャス、ラヴェル、リバティアイランドが該当する。社台F生産馬は[3−2−0−19]で1、2、3番人気が勝ち、5、12番人気が2着。キミノナハマリア、ソーダズリング、ヒップホップソウル、ライトクオンタムが該当する。人気馬が勝ち、2、3着に人気薄が来ている。
リバティアイランドは[3−1−0−0]で阪神JFを前半5F57.0秒の速い流れで中団から3位の35.5秒で差し切って2馬身半差で圧勝。内が有利な馬場で外を回って差し切り、勝ちタイム1分33秒1は翌週の朝日杯FSより0.8秒速かった。前走桜花賞は少し出遅れて15番手から最速の32.9秒で差し切って1分32秒1で優勝。前半5F57.6秒、上がりは34.5秒、ラップは11.4−11.3−11.8秒。
内を通って前に行った馬が有利な馬場で2、3着に2、4番手につけた馬が粘り込んだことを考えると大外一気を決めたリバティアイランドは異次元の走りをしている。サンデーRで4000万円で募集されたドゥラメンテ産駒。距離2400mの克服が課題になるが、左回りは新潟の新馬戦、東京のアルテミスSで経験している。過去10年で単勝1倍台の断然人気は[2−1−0−1]でハープスターが2着、ソダシが8着に負けている。
桜花賞2着馬コナコースト、同3着馬ペリファーニア、同4着馬ハーパー、同5着馬ドゥアイズ、同6着馬シンリョクカ、フローラS勝ち馬ゴールデンハインド、同2着馬ソーダズリング、シンザン記念勝ち馬ライトクオンタム、新馬&1勝クラスを連勝したミッキーゴージャスなど。G1は雨が続いているが、今週は金曜から土曜昼まで雨が降るが、日曜は晴れ時々曇りの予報。最近は雨が続いたが、久しぶりに良馬場になりそうだ。
コナコーストは[1−3−0−0]で桜花賞は2番手から13位タイの34.5秒で上がって0.2秒差の2着。サンデーRで2400万円で募集されたキタサンブラック産駒。鮫島駿騎手からレーン騎手に乗り替わる。ペリファーニアは[1−0−2−0]で桜花賞は4番手の外から7位タイの34.1秒で上がって0.2秒差の3着。キャロットFで5600万円で募集されたモーリス産駒でエフフォーリアの半妹。今年のG1で横山武騎手は[1−1−1−3]。
ドゥアイズは[1−3−1−1]で相手なりに堅実に走るタイプ。G1レーシングで2000万円で募集されたルーラーシップ産駒。東京ではクイーンC2着がある。ハーパーは[2−1−0−1]で阪神芝2000mの新馬戦でイングランドアイズにクビ差の2着がある。セレクトセール9460万円のハーツクライ産駒でヴァレーデラルナ(JBCレディスクラシック)の半妹。東京ではクイーンCを勝っている。今年のG1でルメール騎手は[1−1−2−2]。
ソーダズリングは前走フローラSで4番手の内から伸び切れず0.2秒差の2着。社台RHで5000万円で募集されたハーツクライ産駒でマジックキャッスル、ソーヴァリアントの半妹。武豊騎手はオークス[3−3−3−20]だが、06年以降は[0−0−0−13]。ミッキーゴージャスは小倉の未勝利戦、中山の1勝クラスを最速上がりで2連勝。母はオークス、秋華賞を制したミッキークイーン。過去10年で戸崎騎手は[0−3−0−6]で2着が多い。
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