鳴尾記念
レース展望
過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。鳴尾記念で最速上がりなら[2−2−0−0]。近走メンバー1、2位の上がりを連発している1番人気は堅実。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。6〜9番人気が6連対。10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は8倍、18倍、33倍、184倍、15倍。21年は8−9番人気で決着し、馬連万馬券が飛び出した。
前走1着は[2−0−1−8]で2連対。前走2、3着は[2−1−1−15]で3連対。前走10着以下から5頭が連対したが、17年以降、前走10着以下は[0−0−1−20]で3着止まり。前走重賞で5着以内に入った馬に注目。6番人気以下で連対した7頭のうち5頭に重賞で連対があった。5頭は前走OP以上で3、4、8、13、16着に負けていた。穴で前走OP以上で負けた重賞連対がある関西牡馬に注意。
過去10年でノーザンF生産馬は[5−4−2−25]で1、2、2、3、10番人気が勝ち、1、2、4、5番人気が2着、2、5番人気が3着。アドマイヤハダル、インダストリア、グラティアス、サトノルークス、ヒンドゥタイムズ、フェーングロッテン、ボッケリーニ、ワンダフルタウンが該当する。社台F生産馬は[1−0−2−15]で1番人気が勝ち、4、4番人気が3着。インプレス、ソーヴァリアントが該当する。社台馬主はサンデーRがインダストリア、フェングロッテン、シルクHCがヒンドゥタイムズ、社台RHがソーヴァリアント。
ソーヴァリアントは芝2000m[4−0−1−2]、阪神芝2000mは[2−0−0−0]でチャレンジCを2連覇した。昨年のチャレンジCは3番手から3位の35.1秒で抜け出して1分57秒5で優勝。前半5F57.7秒、後半5F59.8秒。上がりの掛かる消耗戦を正攻法のレースで制した。前走中山記念は5番手から伸び切れず0.8秒差の9着。初の芝1800m、初の57キロ、馬体12キロ増、外を回って強風を受けたことが影響したのか。今回はベストの芝2000m、57キロ、ルメール騎手で一変するのかどうか。
フェーングロッテンは芝2000m[2−2−2−2]で重賞では新潟記念3着、中山金杯3着、金鯱賞2着。前走金鯱賞は前半5F60.6秒で逃げ、5位タイの34.7秒で上がって0.1秒差の2着。勝ったプログノーシスはクイーンエリザベス2世Cで2着に入った。ピクシーナイトの半弟で少しずつ地力が強化されている。芝2000mで逃げたときは[1−1−1−0]で3着以内を確保。阪神芝2000mでは未勝利戦を好位から抜け出して2馬身半差で圧勝。松若騎手で中距離なら[2−1−2−0]。メンバー的にハナを切れそう。
昨年の小倉記念を圧勝したマリアエレーナ、新潟大賞典勝ち馬カラテ、前走日経賞2着のボッケリーニ、前走都大路S2着のアドマイヤハダル、ダービー卿CT勝ち馬インダストリア、小倉大賞典勝ち馬ヒンドゥタイムズ、前走新潟大賞典4着のモズベッロなど。マリアエレーナは芝2000m[3−2−2−3]でG3では[1−2−1−0]で3着以内を確保。昨年はマーメイドSで0.3秒差の2着に入り、小倉記念を1分57秒4で5馬身差で圧勝した。金鯱賞は8着、大阪杯は5着に終わったが、今回はG3で55キロで出走できる。
カラテは昨年以降芝1800〜2000mは[2−1−0−1]で中山記念2着、新潟記念1着(58キロ)、新潟大賞典1着(59キロ)。G3は[3−1−1−1]。今年の重賞で菅原騎手は[3−2−1−13]。別定戦で57キロで出走できる。ボッケリーニは先週の目黒記念でハンデ59キロを課せられたため回避。芝2000mは[1−1−0−2]で中日新聞杯を勝っている。G2[1−3−1−0]の実力馬。阪神では[0−3−1−1]で2着が多い。阪神は金曜に大雨が降る予報。馬場が悪化すると道悪適性が問われる。
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