マーメイドS
レース展望
過去10年で1番人気は[1−1−2−6]で2連対。過去7年は[0−0−1−6]で3着止まり。2番人気は[0−2−1−7]で2連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が6連対。人気薄が半数以上を占める。過去5年の馬連は108倍、193倍、80倍、119倍、57倍で万馬券が3回出ている。ハンデ戦で人気薄軽量馬の激走が多く、かなり波乱傾向が強い。
前走勝って連対した4頭は前走条件戦だった。前走2勝クラスでも通用する。前走OP以上で連対した馬は[0−0−0−7]で3着以内がなく不振。前走6着以下が6連対。前走10着以下は[2−0−2−31]で2連対。惨敗馬が巻き返している。連対馬13頭が53キロ以下。過去5年の連対馬10頭のうち6頭が50〜51キロでそのうち5頭が7番人気以下だった。56キロは[1−0−1−6]で1連対のみ。
過去10年でノーザンF生産馬は[3−4−3−45]で1、6、8番人気が勝ち、1、2、5、10番人気が2着、1、6、6番人気が3着。サンカルパ、シャーレイポピーが該当する。社台F生産馬は[4−1−0−10]で3、7、7、10番人気が勝ち、7、10番人気が2着。ホウオウエミーズが該当する。社台馬主の馬はシャーレイポピー(キャロットF)、サンカルパ(シルクHC)の2頭のみ。
ビッグリボンは[4−1−2−2]で前走福島牝馬Sは11番手の外から押し上げ、2位タイの34.5秒で上がってステラリアにハナ差の2着。芝2000mは[4−0−2−1]、良馬場では[4−0−2−0]で3着以内を確保。長い休養が2回あって出世が遅れているが、全兄にキズナがいる良血馬。今年の重賞で中内田厩舎は1番人気[4−0−0−2]、2、3番人気[0−3−0−0]で堅実。西村騎手とは[2−1−1−0]で好相性。過去10年で55キロは[1−3−2−12]で1勝のみ。重賞初制覇なるか。
ウインマイティーは昨年のマーメイドSを内ラチ沿いの3番手から3位の34.9秒で抜け出して1分58秒3で優勝。開幕週で内を通って前に行った馬に有利な馬場を味方に重賞初制覇を飾った。その後はG1、G2を使われ、3、16、6、6着で善戦止まりが続いている。阪神芝2000mは[2−0−0−0]で忘れな草賞、マーメイドSを勝った得意コース。ハンデは昨年より2キロ重いトップハンデの56キロ。過去10年で56キロは[1−0−1−6]。今年の重賞で和田騎手は[0−1−2−20]で1連対のみ。
中山牝馬S2着馬ストーリア、昨年の新潟牝馬S勝ち馬ホウオウエミーズ、前走糺の森特別(2勝C)を勝ったシンシアウィッシュ、前走紫野特別(2勝C)を勝ったゴールドエクリプス、前走房総特別(2勝C)を勝っサンカルパ、前走サンシャインS(3勝C)を勝ったビジン、2走前に太宰府特別(3勝C)を勝ったヒヅルジョウなど伏兵は数多い。今年は格上挑戦できた50〜51キロの軽量馬が多い。過去10年で50キロは[2−1−0−20]で3連対、51キロは[2−3−0−17]で5連対。格上挑戦でも通用している。
ストーリアは中山牝馬Sで中団から早めに押し上げ、2位の34.4秒で上がってスリーセブンシーズに0.2秒差の2着。前走福島牝馬S(55キロ)は中団から捲って0.3秒差の5着。55キロでは[0−0−0−3]だが、54キロ以下では[3−4−1−0]。今回は54キロで出走できる。シンシアウィッシュは前走糺の森特別を3番手から抜け出して1分47秒3で優勝。芝2000mは[1−2−1−0]でフローラS3着がある。格上挑戦のため、ハンデは5キロ減の51キロ。テン乗りの角田河騎手が持ってくるか。
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