ラジオNIKKEI賞
レース展望

3歳限定の中距離ハンデ重賞。過去10年で1番人気は[2−2−0−6]で4連対。過去4年は9、4、6、6着で3着以内がない。2番人気は[2−0−1−7]、3番人気は[2−0−0−8]で各2連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が2連対。過去4年は必ず人気薄が連対し、馬連は62倍、112倍、115倍、41倍で荒れている。3連単は14万、17万、31万。10万、5万馬券。高配当が狙える。

前走勝った馬が9連対。前走1勝クラス、OP特別を勝った馬が活躍。前走重賞5着以内は[0−0−0−8]で3着以内がない。前走重賞から連対した6頭は前走6、8、8、9、11、12着。前走重賞なら着順不問。16年以降に6番人気以下で連対した7頭は53〜54キロの軽ハンデだった。前走G1で8着以下が3頭、1勝クラス1着が3頭。前走G1で負けるか、前走1勝クラスを勝って斤量が減った馬が激走している。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−1−1−31]で1、3、4番人気が勝ち、1番人気が2着、5番人気が3着。アイスグリーン、ウヴァロヴァイト、エマヌエーレ、バルサムノートが該当する。社台F生産馬は[0−1−3−11]で9番人気が2着、2、5、6番人気が3着。オメガリッチマン、セオが該当する。社台馬主の馬は、レーベンスティール(キャロットF)、アイスグリーン(シルク)、セオ(吉田千津氏)、バルサムノート(吉田勝己氏)の4頭。

レーベンスティールは[2−2−0−0]で上がりは全て最速。東京芝1800mの新馬戦で3番手から最速の33.2秒で上がってソールオリエンスにクビ差の2着。3着に5馬身差をつけていた。前走東京芝1800mの1勝Cは3番手から最速の33.0秒で抜け出して1分47秒5で5馬身差で圧勝。北海道セプテンバーセールで社台が2090万円で購入したリアルスティール産駒で母の父はトウカイテイオー。過去10年で戸崎騎手は[1−0−2−6]で16年に1番人気のゼーヴィントで勝っている。勝って菊花賞に名乗りを上げるか。

スイートピーS勝ち馬ウヴァロヴァイト、白百合S勝ち馬バルサムノート、同2着馬アイスグリーン、同3着馬セオ、マイル戦を2連勝中のエルトンバローズ、スプリングS4着馬グラニット、京成杯2着馬オメガリッチマン、前走1勝Cを勝ったマイネルモーント、シルトホルンなど伏兵は多士済々。ウヴァロヴァイトは札幌芝1800mの新馬戦でドゥアイズに頭差の2着。前走スイートピーSは中団の外から3位タイの33.2秒で差し切って1分47秒6で優勝。福島記念を勝ったミトラの半妹。東京で絶好調だった菅原騎手が騎乗する。

バルサムノートは[2−1−1−1]で前走白百合Sを6番手の外から最速の33.6秒で差し切って1分46秒0で優勝。芝1800mは2戦2勝。トップハンデ57キロを背負い、テン乗りの松岡騎手がどう出るか。アイスグリーンは芝1800m[1−1−0−1]で前走白百合Sで3番手から2位の34.0秒で上がってクビ差の2着。負けたことでバルサムノートより1キロ軽い56キロで出走できる。幸騎手とは[1−1−0−0]で好相性。セオは中山芝1800mの1勝Cで逃げてレーベンスティールに勝っている。前走白百合Sは逃げて最後に切れ負けして0.2秒差の3着。グラニット、シルトホルンとの兼ね合いがカギになる。

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