七夕賞
レース展望

サマー2000シリーズの第1戦。過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。過去5年は4、11、9、14、2着で1連対のみ。2番人気は[2−1−1−6]、3番人気は[3−0−0−7]で各3連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は2連対。過去5年の馬連は232倍、27倍、47倍、46倍、32倍で荒れている。18年は11−4−12番人気で3連単256万馬券が飛び出した。

前走勝った馬は[0−1−3−8]で1連対のみ。前走6〜9着が3頭、前走10着以下が7頭連対している。過去5年は前走11、10、7、5、7着馬が優勝。前走着順は問われない。芝2000mで実績のある馬に注目したい。トップハンデは[2−2−1−10]で4連対。5番人気以内は[2−1−1−4]、6番人気以下は[0−1−0−6]。19年、20年は3番人気が優勝。5番人気以内なら馬券に絡めたい。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−1−1−24]で1、3、11番人気が勝ち、7番人気が2着、16番人気が3着。ククナ、バトルボーン、ヒンドゥタイムズ、フェーングロッテンが該当する。社台F生産馬は[1−1−0−10]で2番人気が勝ち、1番人気が2着。カレンルシェルブル、グランオフィシエ、シフルマン、ホウオウエミーズ、ロングランが該当する。社台白老F生産馬は[1−1−1−9]で3番人気が勝ち、10番人気が2着、7番人気が3着。スタッドリー、フライライクバード、レインフロムヘヴンが該当する。

フェーングロッテンは芝2000m重賞[0−2−2−0]で新潟記念3着、中山金杯3着、金鯱賞2着、鳴尾記念2着。金鯱賞は前半5F60.6秒で逃げ、5位タイの34.7秒で上がってプログノーシスに0.1秒差の2着。前走鳴尾記念は前半5F59.6秒で逃げ、10位タイの35.7秒で上がってボッケリーニにクビ差の2着。直線で沈みかけたが、そこからひと伸びして2着を確保した。ハンデは前2走より1キロ重い58キロ。過去10年で58キロは[0−2−1−4]で未勝利。松若騎手とは[2−2−2−1]で好相性。

セイウンハーデスは芝2000m[2−1−0−0]で昨年のプリンシパルSを先行抜け出しで1分59秒0で優勝。前走新潟大賞典(不良)は前半5F61.6秒で逃げ、2位の36.6秒で上がってカラテに0.1秒差の2着。3着に8馬身差をつけた。ブリンカーをつけたことで行きっぷりが良くなり、不良馬場でもスイスイ進んでいたが、最後にカラテに捻じ伏せられた。重賞勝ちがなくハンデは前走より1キロ重い57キロ。シルバーステート産駒は道悪で激走が目立つ。土曜は曇り、日曜は曇り一時雨の予報。馬場が渋ったら要注意か。

昨年の七夕賞勝ち馬エヒト、4連勝でOP入りしたバトルボーン、3連勝でOP入りしたテーオーソラネル、福島民報杯勝ち馬カレンルシェルブル、メトロポリタンS勝ち馬グランオフィシエ、府中S(3勝C)勝ち馬レインフロムヘヴン、マーメイドS3着馬ホウオウエミーズ、小倉大賞典勝ち馬ヒンドゥタイムズ、2走前に早春S(3勝C)を勝ったククナなど伏兵は多士済々。エヒトは昨年の七夕賞を1分57秒8のレコードで2馬身半差で圧勝。チャレンジC3着、AJCC2着で七夕賞がフロックではないことを示した。サウジ遠征明けでどこまで仕上がってくるか。ハンデは昨年より4キロ重い58キロ。重賞で田中勝騎手では[1−1−1−1]。

バトルボーンは[4−1−0−0]で芝2000mの1、2、3勝Cを2番手から抜け出す正攻法のレースで3連勝。前走ウェルカムSは1分57秒8で優勝。サンデーRのシルバーステート産駒。前3走騎乗したルメール騎手から津村騎手に乗り替わる。過去10年で前走3勝Cは[0−0−2−7]で3着止まり。テーオーソラネルは今年芝2000mを使って1、2、3勝Cを3連勝。1、2勝Cは逃げ切りだったが、前走3勝Cは出遅れて7番手からのレースになり、最速の33.8秒で差し切って1分59秒3で優勝。須貝厩舎のシルバーステート産駒。テン乗りの三浦騎手に乗り替わる。過去10年の七夕賞で三浦騎手は[0−0−0−4]。

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