函館2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。過去5年は9、5、13、7、8着で連対なし。20、21年は前走芝1200mの新馬戦をレコードで5馬身差、4馬身差で圧勝した馬だった。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−2−2−5]で3連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は58倍、12倍、219倍、17倍、20倍で中穴決着が多い。
関東馬[2−5−5−56]で7連対、関西馬[8−5−5−45]で13連対。人気の関西馬が活躍。4番人気以内の関西馬の優勝が多い。6番人気以下では関東馬[1−3−4−46]、関西馬[0−1−2−25]。穴で関東馬に注意。6番人気以下で連対した5頭のうち4頭が牝馬、3着以内に入った11頭のうち6頭が牝馬だった。穴で新馬、未勝利戦の勝ちタイムが遅い逃げ先行タイプ、特に関東の牝馬に注意。
過去10年でノーザンF生産馬は[1−2−1−12]で4番人気が勝ち、1、2番人気が2着、10番人気が3着。1番人気は[0−1−0−4]で1連対のみ。バスターコール、ベアゴーゴーが該当する。社台F生産馬は[0−0−0−5]で3着以内がないが、今年は出走がない。社台馬主の馬はバスターコール(サンデーR)の1頭のみ。ほとんどG1に繋がらない重賞で社台の馬は出走が少なく、それほど活躍していない。
バスターコールは東京芝1400mの新馬戦を大外9番枠からハナを切り、7位の36.0秒で上がって1分22秒3(稍重)で優勝。レーン騎手が騎乗して単勝1.7倍の1番人気だった。0.1秒差の3着ジュントネフは次走未勝利戦を1番人気で勝っている。サンデーRで3000万円で募集された田村厩舎のルーラーシップ産駒で母は3戦3勝で小倉2歳Sを制したデグラーティア。過去10年で前走東京で勝った馬は[0−0−1−6]だが、5番人気以内に支持された馬はいない。過去10年でルメール騎手は[0−1−0−3]。
スカイキャンバスは函館芝1000mの新馬戦を逃げて最速タイの34.2秒で上がり57秒5で2馬身半差で圧勝。横山武騎手が騎乗して単勝1.7倍の1番人気だった。北海道サマーセールで1045万円で取り引きされたファインニードル産駒。母アポロフィオリーナは芝1200mの条件戦を3連勝した馬。過去10年で前走函館芝1000mの新馬戦勝ち馬は[1−0−0−13]で20年にリンゴアメ(10人気)が優勝。横山武騎手は函館2歳S[0−1−1−1]でルーチェドーロ(4人気)2着、オマツリオトコ(8人気)3着。
函館芝1200mの新馬戦を勝ったロータスワンド、クールベイビー、ルージュレベッカ、函館芝1200mの未勝利戦を勝ったアガシ、ナナオなど。ロータスワンドは新馬戦を逃げて1分10秒2で優勝。ロードカナロア産駒で半姉ブランボヌール、半兄ビアンフェは函館2歳Sを制している。過去10年で中竹厩舎は[3−0−0−1]。クールベイビーは新馬戦を3番手から最速の35.2秒で差し切って1分11秒5で優勝。今年の函館芝1200mで佐々木大騎手は[6−4−2−16]で6勝はトップ。新馬戦は1枠1番に入っていた。
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