函館記念
レース展望
サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[1−1−0−8]で2連対。前走重賞出走馬は[0−1−0−5]で1連対のみ。2番人気は[2−0−0−8]で2連対、3番人気は[3−0−2−5]で3連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が6連対。必ず7番人気以下が連対している。過去5年の馬連は55倍、38倍、1316倍、76倍、46倍。上位人気人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
トップハンデは[1−2−0−7]で3、7、8番人気が連対。1、2番人気は[0−0−0−3]で不振。重賞実績馬は人気でも過信禁物。58キロ以上は[0−1−0−3]で1連対のみ。前走巴賞勝ち馬は[0−0−0−8]、2着馬は[0−0−0−6]、3、4着馬は[0−0−1−9]で連対がない。巴賞で6、8、9、9、12着に負けた馬が13、7、1、13、9番人気で連対。6着以下に負けた人気薄を絡めたい。
過去10年でノーザンF生産馬は[3−2−1−36]で5、7、15番人気が勝ち、13、14番人気が2着、9番人気が3着。アルナシーム、イクスプロージョン、ハヤヤッコ、ルビーカサブランカ、ローシャムパークが該当する。社台F生産馬は[2−2−1−22]で3、5番人気が勝ち、8、10番人気が2着、3番人気が3着。アラタ、キングオブドラゴン、ドーブネ、ロングランが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−0−3]。スタッドリー、レインフロムヘヴンが該当する。社台馬主の馬はローシャムパーク(サンデーR)のみ。
ローシャムパークは[4−2−2−1]、良&稍重なら[4−2−2−0]で3着以内を確保。前走むらさき賞は後方から3位タイの33.3秒で差し切って1分45秒1で優勝。芝2000mは[2−2−0−0]で右回りでは[2−0−0−0]。サンデーRで3000万円で募集された田中博厩舎のハービンジャー産駒で母系にエアグルーヴがいる。ルメール騎手では[2−1−1−0]で3着以内を確保。過去10年でルメール騎手は[0−0−0−4]で1、1、2、1番人気が6、6、11、9着に終わっている。
アラタは前走巴賞を4番手から2位の35.1秒で抜け出して1分48秒0で優勝。21年のケフェウスS以来1年8ヶ月ぶりの勝利となった。函館芝は[3−0−0−1]で芝2000mでは21年のSTV杯(3勝C)を1分59秒3で勝っている。昨年の函館記念は重馬場で6番手から伸び切れず1.1秒差の6着。良馬場の芝2000mは[1−0−2−3]で5着以内を確保。過去10年で前走巴賞勝ち馬は[0−0−0−8]で4着が最高。ハンデは巴賞と同じ58キロ。データを破って勝ち負けするか。鞍上は横山武騎手。
巴賞2着馬ドーブネ、昨年の函館記念勝ち馬ハヤヤッコ、同2着馬マイネルウィルトス、昨年の福島記念勝ち馬ユニコーンライオン、昨年のチャレンジC2着馬ルビーカサブランカ、OP入りしたブローザホーン、アルナシームなど伏兵は数多い。ドーブネはOP入りして白富士S2着、中山記念3着、メイS4着、巴賞2着と善戦が続いている。これまで逃げたときは[2−1−1−0]。過去10年で逃げ馬は[3−0−1−7]で3番人気以内なら[3−0−0−1]。馬主はセレクトセールで爆買いした藤田氏。武豊騎手が粘らせるか。
ハヤヤッコは昨年重馬場の函館記念を勝ったが、近走は中日新聞杯5着、日経新春杯6着、金鯱賞4着、新潟大賞典6着で善戦止まりが続いている。ハンデは昨年より1.5キロ増の58.5キロ。土曜は雨、日曜は曇り一時雨の予報。昨年のような馬場になったら要注意。マイネルウィルトスは昨年の函館記念で最後方から捲って0.2秒差の2着。G2のAR共和国杯、目黒記念で2着がある。芝2000mは[3−2−3−7]で直線が平坦なコースは[3−2−0−4]。先週の五稜郭Sをアケルナルスターで捲って勝った丹内騎手が騎乗する。
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