中京記念
レース展望

過去10年で1番人気は[2−0−3−5]で2連対。前走G1出走馬は[0−0−1−2]、前走3着以内は[0−0−3−3]、57キロ以上は[0−0−1−2]で連対がなく不振。2番人気は[0−1−0−9]、3番人気は[1−0−2−7]で各1連対。人気馬の信頼度は低い。6〜9番人気が8連対、10番人気以下が5連対。過去5年の馬連は24倍、25倍、800倍、23倍、158倍。中穴以上の決着が続いている。

前走勝った馬は[2−1−4−11]で3連対のみ。前走OP特別勝ち馬は[2−1−3−3]だが、3勝クラス勝ち馬は[0−0−1−8]。連対馬9頭が前走7着以下だった。前走OP以上で惨敗した馬が巻き返して穴をあけている。トップハンデは[2−1−1−15]で連対した3頭は5、7、13番人気だった。3番人気以内は[0−0−1−5]で不振。過去8年は[0−0−0−14]で3着以内がなく不振。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−6−4−25]で3、6番人気が勝ち、2、5、6、10、11、13番人気が2着、1、3、3、5番人気が3着。アドマイヤビルゴ、サブライムアンセム、ディヴィーナ、ホウオウアマゾン、ミッキーブリランテが該当する。社台白老F生産馬は[3−0−1−10]で1、5、7番人気が勝ち、4番人気が3着。ヴァリアメンテ、ヴィジュネル、グランデマーレが該当する。

ルージュスティリアは新馬戦でスターズオンアースに勝った馬。中京芝1600mは[2−0−0−0]で1、3勝Cを勝っている。2走前の阪神牝馬Sは直線でイズジョーノキセキと接触してバランスを崩して0.5秒差の6着。前走ヴィクトリアマイルはスタート後に外からソダシに寄られてバランスを崩し、直前の雨で馬場が緩んだことも影響して0.7秒差の10着。OP実績がないため、ハンデは53キロ。過去10年で牝馬は[1−1−2−24]で21年に川田騎手がアンドラステで優勝。過去10年で川田騎手は[1−0−1−5]。

ディヴィーナは昨年3月まで[4−1−2−1]、それ以降は[0−0−0−6]で4着が最高。芝1600mは[3−0−0−6]、中京芝1600mは[3−0−0−1]で1、2、3勝Cを勝っている。前走ヴィクトリアマイルは後方から大外を回って4コーナーで9番手に押し上げ、最速の33.1秒で上がって0.2秒差の4着。内を通った馬が有利な馬場で外を回って1分32秒4で走りパフォーマンスを引き上げた。母はヴィクトリアマイルを2連覇したヴィルシーナ。現時点では抽選対象。ハンデは54キロ。鞍上はMデムーロ騎手。

昨年のマイラーズC2着馬ホウオウアマゾン、昨年のNHKマイルC勝ち馬ダノンスコーピオン、阪神牝馬S2着馬サブライムアンセム、ダービー卿CT5着馬ウイングレイテスト、米子S勝ち馬メイショウシンタケ、谷川岳S3着馬アナゴサン、六甲S4着馬セルバーグなど伏兵は多士済々。ホウオウアマゾンは芝1600mで良馬場では[1−1−0−6]、道悪では[2−2−0−0]。週末は雨は降らない予報。ただしデイリー杯2歳S2着、スワンS3着、阪急杯3着は良馬場だった。ハンデは58キロ。過去10年で矢作厩舎は[0−0−2−5]。

ダノンスコーピオンは芝1600m[3−0−2−3]でNHKマイルC、アーリントンCを勝ち、朝日杯FS、富士S3着。昨年11月以降は11、6、11、13着で不振。トップハンデ59キロを背負うが、ハンデG3で能力上位を証明するか。テン乗りの横山和騎手が騎乗する。サブライムアンセムは昨年のフィリーズレビューを11番手から最速の34.2秒で差し切り1分19秒9で優勝。2走前の阪神牝馬Sは3番手から5位タイの34.1秒で上がって0.2秒差の2着。15年以降の中京芝1600mで三浦騎手は[0−0−2−13]で3着止まり。

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