札幌2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−2−4]で4連対。1〜6枠は[0−1−2−3]、7、8枠は[3−0−0−1]。外枠に入った1番人気は堅実。2番人気は[3−0−1−6]で3連対、3番人気は[0−1−0−9]で1連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、6、10、11番人気。過去5年の馬連は87倍、68倍、23倍、9倍、20倍で中穴決着が多い。

前走新馬戦は5番人気以内[6−3−4−22]、6番人気以下[0−1−3−35]。未勝利戦は5番人気以内[2−2−0−3]、6番人気以下[1−0−0−18]。前走新馬戦、未勝利戦を3番人気以内で勝ち、札幌2歳Sで5番人気以内に支持された馬に注目。牡馬は[6−6−8−74]、牝馬は[4−4−2−28]。過去3年の連対馬6頭のうち4頭が牝馬。近年は牝馬の活躍が目立つ。

過去10年でノーザンF生産馬は[4−3−4−14]で1、2、2、5番人気が勝ち、1、4、6番人気が2着、1、4、6、7番人気が3着。ガイアメンテ、ギャンブルルーム、ロジルーラーが該当する。社台F生産馬は[1−2−0−5]で2番人気が勝ち、3、4番人気が2着。トレミニョンが該当する。社台白老F生産馬は[1−0−0−3]で1番人気が1着。ウールデュボヌール、マーゴットソラーレが該当する。

ガイアメンテは札幌芝1800mの新馬戦を4番手から最速の36.8秒で抜け出して1分52秒4(重)で2馬身差で圧勝。直線で鞭を入れず軽く仕掛けただけで最後は流す余裕があった。1.4秒差の5着タイセイレスポンスは次走未勝利戦を勝っている。サンデーRで6000万円で募集された須貝厩舎のドゥラメンテ産駒。過去10年で須貝厩舎は[3−1−1−5]、2番人気以内なら[3−0−0−1]。過去10年で武豊騎手は[0−2−0−3]。6月以降の芝重賞で武豊騎手は[0−0−0−9]で全て人気以下の着順。

ギャンブルルームは阪神芝1800mの新馬戦を6番手から最速の33.7秒で差し切って1分48秒8で5馬身差で圧勝。直線で抜け出してからは流す余裕があった。宝塚記念と同日の内が荒れた馬場で一頭だけ内を突いて伸びてきた。北海道の洋芝をこなす下地はあるか。サンデーRで6000万円で募集された大久保龍厩舎のキズナ産駒で3歳母にダイナカールがいる。サンデーRが6000万円の高額募集馬2頭を同じレースに出走させる意図は何なのか。札幌芝1800mで松山騎手は2番人気以内なら[2−1−0−1]。

札幌芝2000mの新馬戦を勝ったウールデュボヌール、札幌芝1800mの未勝利戦を勝ったセットアップ、札幌芝1800mの新馬戦を圧勝したパワーホール、福島芝1800mの新馬戦を勝ったトレミニョン、函館芝1800mの新馬戦を勝ったマーゴットソラーレなど。ウールデュボヌールは新馬戦をハナを切った後に控え、最後は叩き合いを制して2分8秒3(稍重)で優勝。G1レーシングで3400万円で募集された須貝厩舎のキタサンブラック産駒。須貝厩舎はガイアメンテと2頭出し。社台はルメール騎手を確保している。

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