セントライト記念
レース展望

菊花賞トライアル。過去10年で1番人気は[3−4−0−3]で7連対。前走ダービー3着以内の関東馬は[2−1−0−0]で堅実。2番人気は[1−3−2−4]で4連対、3番人気は[2−0−3−5]で2連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は連対なし。過去5年の馬連は9倍、45倍、14倍、102倍、7倍で堅いか波乱両極端。21年はアサマノイタズラ(9人気、単勝42倍)が勝って万馬券が飛び出した。

前走勝った馬が6連対。前走10着以下から連対した7頭のうち6頭が前走ダービーでこのうち5頭が2走前に皐月賞で3、3、5、7、14着だった。皐月賞の後にダービーで惨敗した馬が巻き返している。前走条件戦から連対した6頭は芝1800〜2000mで1、1、1、1、3、4着、セントライト記念で1、2、3、3、2、5番人気だった。人気馬しか連対がない。前走1勝クラスは1着、2勝クラスは4着以内が目安。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−6−7−29]で1、2番人気が勝ち、1、1、1、2、2、8番人気が2着、2、3、3、5、6、6、10番人気が3着。キングズレイン、セブンマジシャン、ドゥラエレーデ、フレーヴァードが該当する。社台F生産馬は[1−4−0−20]で3番人気が勝ち、1、2、5、9番人気が2着。アームブランシュ、シャザーン、ソールオリエンスが該当する。社台馬主の馬はソールオリエンス(社台RH)、キングズレイン(サンデーR)、フレーヴァード、レーベンスティール(キャロットF)の4頭。

ソールオリエンスは[3−1−0−0]で新馬、京成杯、皐月賞を3連勝。皐月賞は4コーナー17番手から最速の35.5秒で大外から差し切って2分00秒6(重)で優勝。雨が降って馬場が悪化し、前半5F58.5秒のハイペースで外差し天国になった。ダービーは6番手の内から直線で外に持ち出すと5位の33.3秒で上がってタスティエーラにクビ差の2着。手塚厩舎のキタサンブラック産駒でヴァンドギャルドの半弟。中山芝2200mで横山武騎手は[9−5−3−25]、1番人気では[3−2−0−4]で勝率33.3%。

レーベンスティールは芝1800mを使われ[2−2−1−0]で上がりは全て最速。東京芝1800mの新馬戦で3番手から最速の33.2秒で上がってソールオリエンスにクビ差の2着がある。東京芝1800mの1勝Cは3番手から最速の33.0秒で抜け出して1分47秒5で5馬身差で圧勝。前走ラジオNIKKEI賞は11番手の内から捌きながら最速の34.4秒で上がって0.1秒差の3着。キャロットFで3600万円で募集されたリアルスティール産駒。芝2200mを克服して菊花賞に名乗りを上げるか。モレイラ騎手が騎乗する。

ホープフルS勝ち馬ドゥラエレーデ、同3着馬キングズレイン、すみれS勝ち馬シャザーン、京成杯3着馬セブンマジシャン、ラジオNIKKEI賞2着馬のシルトホルン、前走2勝Cを勝ったウィズユアドリーム、前走2勝C2着のウインオーディン、前走1勝Cを勝ったフレーヴァードなど。ドゥラエレーデはホープフルSを勝ったが、2着トップナイフは札幌記念で2着に入った。ダートのUAEダービーは2着。ダービーはスタート直後に落馬競走中止。宝塚記念は2番手から失速して10着。近親にサトノダイヤモンドがいるドゥラメンテ産駒。

キングズレインはホープフルSで大外から最速の34.3秒で追い込んで0.2秒差の3着。前走町田特別(2勝C)は好位から最速の33.7秒で抜け出して優勝。サンデーRで4000万円で募集されたルーラーシップ産駒で母はタッチングスピーチ。ルメール騎手では[2−0−1−0]。シャザーンは若葉Sを最速の33.1秒で差し切って2分15秒5で優勝。皐月賞は0.7秒差の6着、ダービーは0.4秒差の9着。セレクトセール2億4200万円のロードカナロア産駒で母はクイーンズリング。56キロ以下では[2−1−0−0]。

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