府中牝馬S
レース展望
エリザベス女王杯の前哨戦。過去10年で1番人気は[1−4−1−4]で5連対。唯一勝ったのは前年の秋華賞馬ディアドラ。1〜4枠は[1−4−0−1]、5〜8枠は[0−0−1−3]。2番人気は[0−2−3−5]で2連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対のみ。過去4年は4−9番人気、7−6番人気、4−5番人気、12−1番人気で決着し、馬連は73倍、93倍、60倍、40倍で荒れている。
連対馬13頭が前走4着以内。前走5着以下から連対した7頭には芝1800m重賞で3着以内があった。芝1800m重賞実績があれば前走5着以下でも巻き返す。14年以降、前走10着以下は[0−0−1−24]で不振。連対馬7頭に芝1800m以上で重賞勝ち、残る13頭のうち10頭に芝1800m以上で重賞3着以内があった。中距離重賞実績が問われる。特に芝1800m重賞で連対がある馬に注意。
ルージュスティリアは前走中京記念で14番手から最速の34.7秒で追い込んで0.5秒差の3着。前半5F57.4秒の速い流れで大外枠から流れに乗れず、3、4コーナーで躓くアクシデントがあった。東京ではフローラS15着、ヴィクトリアマイル10着に終わっている。新潟芝1800mの新馬戦を2位の32.7秒で上がってスターズオンアースに勝った馬。過去10年の府中牝馬Sで川田騎手は[0−0−0−4]。
ディヴィーナはヴィクトリアマイルで大外から最速の33.1秒で追い込んで0.2秒差の4着。内が有利な馬場で外を回って1分32秒4で走っている。中京記念は13番手から2位の34.9秒で上がって0.3秒差の2着。前走関屋記念は4番手から8位タイの33.2秒で上がって0.1秒差の2着。母はヴィクトリアマイルを2連覇したヴィルシーナ。佐々木氏は今年[0−5−2−21]で未勝利。Mデムーロ騎手が騎乗する。
エプソムC2着馬ルージュエヴァイユ、関越S勝ち馬ストーリア、京都金杯&東京新聞杯3着馬プレサージュリフト、昨年の阪神JF2着馬シンリョクカ、阪神牝馬S&クイーンS3着馬コスタボニータ、昨年のエリザベス女王杯2着馬ライラック、昨年の府中牝馬S勝ち馬イズジョーノキセキ、同3着馬アンドヴァラナウト、関屋記念4着馬フィアスプライドなど伏兵は多士済々。勝ってもおかしくない馬が多く、かなりの混戦模様。
ルージュエヴァイユは芝1800m[3−1−0−1]。前走エプソムCは大外17番枠から2番手につけ、12位の35.3秒で上がって0.2秒差の2着。脚質転換に成功した。テン乗りの横山武騎手がどう乗るか。ストーリアは芝1800m[3−3−0−2]で左回りは[3−1−0−1]。前走関越Sは11番手から最速の33.1秒で差し切って1分44秒4で優勝。毎日王冠をエルトンバローズで制した杉山厩舎の管理馬。
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