秋華賞
レース展望
牝馬３冠の最終戦。過去１０年で１番人気は［３−１−１−５］で４連対。オークス馬は［３−１−１−０］で勝った３頭のうち２頭は牝馬３冠を達成した。２番人気は［０−４−０−６］で４連対、３番人気は［５−０−２−３］で５連対。連対馬１９頭が５番人気以内、残る１頭は１０番人気。過去５年の馬連は８倍、２１倍、２６倍、２２倍、９倍で中穴決着が多い。前走重賞で好走した上位人気馬の組み合わせで中穴を狙うのが妙味。
過去１０年の連対馬は全て前走５着以内。過去４年はオークス３着以内と紫苑Ｓ４着以内で決着。前走６着以下は［０−０−２−５４］で３着に入った２頭は前走ローズＳ７、１８着。ローズＳ以外で６着以下は［０−０−０−２８］。紫苑Ｓ４着のマジックキャッスルが１０番人気で２着、ローズＳ３着のカイザーバルが８番人気で３着、ローズＳ４着のシゲルピンクダイヤが１０番人気で３着。３、４着に負けた馬が激走することが多い。
リバティアイランドは［４−１−０−０］で阪神ＪＦ、桜花賞、オークスを３連勝。桜花賞は出遅れて１５番手から最速の３２．９秒で差し切り１分３２秒１で優勝。オークスは６番手から最速の３４．０秒で差し切り２分２３秒１で６馬身差で圧勝。翌週のダービーは２分２５秒２。３歳では能力と末脚の威力が抜けている。初の内回りコース、休み明けの桜花賞は１５番手、過去１０年で川田騎手は［０−２−０−８］。３冠達成なるか。
ハーパーは［２−２−０−１］でクイーンＣ１着、桜花賞４着、オークス２着。オークスは８番手から３位の３４．８秒で上がって１．０秒差の２着。リバティアイランドに６馬身差をつけられたが、最後までしぶとく伸びて２着を確保した。芝２０００ｍは阪神の新馬戦でイングランドアイズにクビ差の２着がある。４連勝でＪＢＣレディスクラシックを制したヴァレーデラルナの半妹。過去１０年でルメール騎手は［２−１−１−４］。
ローズＳ勝ち馬マスクトディーヴァ、同３着馬マラキナイア、紫苑Ｓ勝ち馬モリアーナ、同２着馬ヒップホップソウル、同３着馬シランケド、クイーンＳ勝ち馬ドゥーラ、桜花賞２着馬コナコースト、忘れな草賞勝ち馬グランベルナデット、オークス４着馬ラヴェル、阪神ＪＦ３着馬ドゥアイズなど。マスクトディーヴァはローズＳで９番手から２位の３３．２秒で差し切り１分４３秒０のレコードで優勝。２着ブレイディヴェーグは秋華賞を狙えるレベルの馬。祖母は強烈な末脚で重賞を３勝したビハインドザマスク。岩田望騎手が持ってくるか。
モリアーナは出遅れて後方２番手から最速の３４．３秒で差し切り１分５８秒０（稍重）で優勝。不憫なレースが続いていたが、芝２０００ｍでタメるレースをして走りが一変した。横山典騎手は今週も後方ポツンか。負けた場合のコメントは「よく頑張っている」。ドゥーラは穴馬で狙ったオークスで１５番人気で３着に入った。前走クイーンＳは馬体が１４キロ減っていたが、中団の外から早めに上がって２位の３４．５秒で差し切り１分４６秒７で優勝。札幌芝１８００ｍは［３−０−０−１］。得意の小回りコースで外から早めに動く形か。
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