富士Ｓ
レース展望
過去１０年で１番人気は［４−１−０−５］で５連対。過去２年は３歳馬ソングライン、セリフォスが勝っている。２番人気は［３−０−２−５］で３連対、３番人気は［１−４−１−４］で５連対。６〜９番人気は２連対、１０番人気以下は１連対。過去５年の馬連は１１倍、２７倍、２４倍、３３倍、５倍で中穴決着が多い。近年はマイル重賞実績がある人気馬が活躍し中穴までに収まっている。
関東馬は［４−６−４−４５］、関西馬は［６−４−６−７４］でほぼ互角。６番人気以下では関東馬［０−３−２−３５］、関西馬［０−０−２−５７］で連対があるのは関東馬のみ。穴で左回りのマイル戦で実績がある関東馬に注意。牝馬は［２−１−２−５］で１〜３番人気［２−１−０−２］、４、５番人気［０−０−２−０］、６番人気以下［０−０−０−３］。牝馬は５番人気以内に注目。
ナミュールは芝１６００ｍ［３−１−０−４］でチューリップ賞１着、東京新聞杯２着。今年の東京新聞杯は８枠１５番から５番手につけ、７位の３４．０秒で上がってウインカーネリアンに頭差の２着。ヴィクトリアマイル７着はスタート後にソダシの斜行で挟まれて頭を上げて後退する大きな不利があった。前走安田記念は後方のまま見せ場なく１６着。新馬戦を含め休み明けは［３−２−０−１］。モレイラ騎手が５５キロで騎乗する。
レッドモンレーヴはダービー卿ＣＴで大きく出遅れて０．４秒差の７着。京王杯ＳＣは１２番手から２位の３２．６秒で差し切り１分２０秒３で優勝。安田記念は１２番手から５位の３３．５秒で上がって０．６秒差の６着。スタートで内に寄れ、外から前に入られて位置取りが悪くなったことが堪えたが、外を回って２着セリフォスの上がりを０．１秒上回った。東京芝１６００ｍは［２−１−０−１］。横山和騎手が５８キロで騎乗する。
京都金杯勝ち馬イルーシヴパンサー、ＮＨＫマイルＣ勝ち馬シャンパンカラー、札幌記念３着馬ソーヴァリアント、東京芝１６００ｍで２戦２勝のジャスティンスカイ、東京芝１６００ｍで４戦３勝のエターナルタイム、昨年の朝日杯ＦＳ２着馬ダノンタッチダウン、昨年のドバイＳＣ９着以来となるステラヴェローチェなど伏兵は数多い。週末は雨は降らない予報。高速馬場で流れ次第で１分３２秒前後の速い決着になりそうだ。
イルーシヴパンサーは東京芝１６００ｍ［３−０−０−２］で東京新聞杯を最速の３３．１秒で差し切って１分３２秒３で優勝。安田記念は８位の３３．７秒で上がって０．８秒差の１０着。直線でごちゃついて前年と同様に捌きながら伸びてきた。コースは合うが、差しが決まる展開になるかがカギ。エターナルタイムは東京芝１６００ｍ［３−０−０−１］。母はダービー卿ＣＴを制したマジックタイム。ルメール騎手では［３−０−１−０］。
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