武蔵野S
レース展望

チャンピオンズCの前哨戦。過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。過去4年は[0−1−0−3]でレモンポップの1連対のみ。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は39倍、210倍、107倍、17倍、6倍。ダート重賞実績馬が揃うが荒れている。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬9頭が前走連対、17頭が前走5着以内。前走6着以下から連対した3頭は前走シリウスSで6、9着、南部杯6着、武蔵野Sで8、7、2番人気だった。前走10着以下は[0−0−0−24]で3着以内がない。関東馬[1−1−0−40]、関西馬[9−9−10−88]。10年のうち8年で関西馬がワンツーを決めている。関東馬は16年以降3着以内がなかったが、昨年1番人気のレモンポップが2着に入った。

ペリエールは国内ダート[4−0−2−0]で3着以内を確保。東京ダ1600mは[2−0−1−0]でヒヤシンスSを1分37秒2、ユニコーンSを1分35秒0で勝っている。前走グリーンチャンネルCは単勝1.8倍の断然人気に支持され、2番手から6位タイの35.9秒で上がり1分35秒0(不良)で走って0.7秒差の3着。休み明け、不良馬場が影響したのか。先週のみやこSは3歳馬セラフィックコールが圧勝している。

ドライスタウトはダート[5−2−0−2]で全日本2歳優駿、テレ玉杯オーバルSを優勝。東京ダートはオキザリス賞を0.9秒差で圧勝、霜月Sを0.3秒差で圧勝、フェブラリーSは4番手から伸び切れず0.7秒差の4着。シニスターミニスター産駒で半弟サンライズフレイムは[5−0−1−0]で前走オータムリーフSを優勝。戸崎騎手から横山武騎手に乗り替わる。横山武騎手は中央ダート重賞[0−1−1−16]。

フェブラリーS2着馬レッドルゼル、かしわ記念2着馬タガノビューティー、アハルテケS勝ち馬タイセイサムソン、前走桂川Sを圧勝したペースセッティング、エルムS勝ち馬セキフウ、ペルセウスS勝ち馬ヘリオス、名古屋城S勝ち馬ルコルセール(モレイラ騎手)、グリーンチャンネルC2着馬ベルダーイメル、初ダートのステラヴェローチェなど伏兵は数多い。チャンピオンズCに向けてというより、東京ダート巧者が揃った印象。

レッドルゼルは東京ダート[2−2−0−2]で根岸Sを勝ち、フェブラリーSで4、6、2着。ドバイ以来の休み明け。横山典騎手で後方ポツンまたは息子アシストに注意。タガノビューティーは東京ダ1600m[3−2−2−3]で武蔵野Sは6、6着。展開と石橋騎手の乗り方次第か。タイセイサムソンはアハルテケSを逃げて1分33秒8で4馬身差で圧勝。得意の東京で変わり身に注意。鞍上は横山和騎手。ペースセッティングは前走初ダートで4馬身差で圧勝。芝では切れ負けしていた馬がダートで一変した。化けモノかもしれない(笑)

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