チャレンジC
レース展望
17年に芝2000mの別定戦に変更された。過去6年で1番人気は[4−0−0−2]で4連対。単勝1倍台は[3−0−0−0]でソーヴァリアントが2連覇した。2番人気は[2−1−1−2]で3連対、3番人気は[0−0−2−4]で連対なし。6〜9番人気が1連対。10番人気以下は[0−0−0−18]。過去6年の馬連は15倍、16倍、48倍、2倍、8倍、14倍で5年が10倍台までに収まっている。
連対馬7頭が前走連対。勝った6頭のうち3頭が3、4、4連勝中だった。前走8着以下から連対した5頭は芝2000m以上の重賞で連対があった。5頭は1、1、4、4、5番人気で人気馬が巻き返している。3歳馬は[4−0−2−5]、1番人気は[3−0−0−1]、2番人気[1−0−1−1]で4勝を挙げている。今年はフリームファクシ(56キロ、川田騎手)、ベラジオオペラ(57キロ、横山和騎手)が出走する。
過去5年でノーザンF生産馬は[2−3−2−13]で1、1番人気が勝ち、2、4、5番人気が2着、3、3番人気が3着。アドマイヤビルゴ、エピファニー、フェーングロッテン、フリームファクシ、ボッケリーニが該当する。社台F生産馬は[3−2−1−5]で1、1、2番人気が勝ち、4、4番人気が2着、5番人気が3着。ベラジオオペラが該当する。追分F生産馬は[0−0−1−0]で5番人気が3着。ガイアフォースが該当する。
社台馬主の馬はフェーングロッテン(サンデーR、ムルザバエフ騎手)、エピファニー(シルクHC、ルメール)。過去6年のチャレンジCで金子氏は[0−2−0−0]でデニムアンドルビー(5人気)、ルビーカサブランカ(4人気)が2着。今年はフリームファクシ(川田騎手)、ボッケリーニ(モレイラ騎手)が出走する。過去6年のチャレンジCでキングカメハメハ産駒は[1−3−0−2]。今年はボッケリーニが出走する。
ガイアフォースは昨年のセントライト記念勝ち馬。今年はAJCC5着、マイラーズC2着、安田記念4着、オールカマー5着、天皇賞(秋)5着で強敵を相手に善戦を続けている。芝2000mは[2−1−0−1]で小倉の国東特別を1分56秒8のレコードで7馬身差で圧勝している。前走天皇賞(秋)は2番手からしぶとく粘って1分56秒2で走って5着に踏ん張った。開幕週の馬場で前に行ってスピードと持久力を生かす手か。
ボッケリーニはG3[2−1−0−3]で中日新聞杯、鳴尾記念を優勝。G2は[1−4−1−0]で目黒記念を優勝。鳴尾記念は8番手の外から4位タイの35.3秒で差し切って1分59秒1で優勝。前走京都大賞典は内ラチ沿いの5番手から4位タイの35.3秒で上がってクビ差の2着。開幕週、阪神芝2000mで57キロというのは鳴尾記念と同じ。過去6年で7歳馬は[0−1−1−7]。モレイラ騎手が騎乗する。
ダービー4着馬ベラジオオペラ、ケフェウスS勝ち馬エピファニー、大阪杯4着馬マテンロウレオ、小倉記念勝ち馬エヒト、2連勝中の上がり馬リカンカブール、きさらぎ賞勝ち馬フリームファクシ、金鯱賞&鳴尾記念2着馬フェーングロッテンなど伏兵は多士済々。ベラジオオペラは前走ダービーで内から最速の33.0秒で上がってタイム差なしの4着。1枠1番からロスなく回って横山和騎手が持ってきたが、あと一歩届かなかった。馬体の造りが目立つロードカナロア産駒。過去6年で3歳馬は2番人気以内なら[4−0−1−2]。
エピファニーはOP入りして不振が続いたが、前走ケフェウスSを中団から最速タイの35.0秒で差し切って1分57秒2で優勝。宮田厩舎のエピファネイア産駒で近親にブレイディヴェーグがいる。ルメール騎手はチャレンジC騎乗機会4連勝なるか。マテンロウレオは阪神芝[2−1−0−1]でアンドロメダSを勝ち、京都記念2着、大阪杯4着がある。横山典騎手は後方ポツンか、息子アシストで逃げか。大阪杯くらい走れば勝ち負けできる。リカンカブールは芝2000m[4−1−0−0]。藤岡康騎手が大外一気で持ってくるか。
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