中山金杯
レース展望

過去10年で1番人気は[4−1−3−2]で5連対。前走G1、G2は[1−1−0−0]だが、前走G3は[0−0−3−2]で3着止まり。2番人気は[1−1−1−7]、3番人気は[2−0−0−8]で各2連対。連対馬14頭が5番人気以内、残る6頭は6、6、7、7、7、8番人気。過去5年の馬連は45倍、25倍、19倍、126倍、36倍で荒れている。人気馬に7番人気前後を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

関東馬は[5−7−4−75]、関西馬は[5−3−6−55]で関東馬が優勢。2番人気以内の関東馬は[4−2−1−4]で6連対だが、関西馬は[1−0−3−5]で1連対のみ。人気の関西馬は前走重賞で連対した馬でも過信禁物。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭は前走OP以上で2〜5着に負けていた。前走OP以上で善戦した馬が6〜8番人気で激走している。前走チャレンジC、ディセンバーSで善戦した馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−2−4−32]で1、1、4番人気が勝ち、5、8番人気が2着、1、2、5、10番人気が3着。エピファニー、カテドラル、ククナ、ホウオウアマゾンが該当する。社台F生産馬は[2−2−1−16]で4、5番人気が勝ち、1、7番人気が2着、1番人気が3着。アラタ、ボーンディスウェイが該当する。社台白老F生産馬は[1−0−0−6]で1番人気が1着。クロミナンスが該当する。

社台馬主の馬はサンデーRがクロミナンス(キングスコート騎手)、キャロットFがカテドラル(荻野極騎手)、ククナ(戸崎騎手)、シルクHCがエピファニー(ピーチュレク騎手)。過去10年でサンデーRは[0−0−1−8]、キャロットFは[0−1−1−6]、シルクHCは[1−0−0−6]。勝ったのは18年のセダブリランテスのみ。G1に繋がりにくいハンデG3で社台の馬はそれほど活躍していない。

エピファニーはOP入りして不振が続いたが、2走前のケフェウスSを中団から最速タイの35.0秒で差し切って1分57秒2で優勝。前走チャレンジCは後方から外を回って押し上げ、2位タイの34.7秒で上がって0.2秒差の4着。ルメール騎手が外から早めに動いたが伸び切れなかった。芝1800mがベストだが、芝2000mも守備範囲。6番枠より内に入ったときは[4−1−1−0]。ピーチュレク騎手が騎乗する。

マテンロウレオは芝2000m重賞[1−1−0−7]できさらぎ賞1着、中日新聞杯2着がある。昨年の芝2000mでは中山金杯(57.5キロ)が0.1秒差の5着、大阪杯が0.4秒差の4着、前走チャンレンジCが0.3秒差の5着で善戦止まりが続いている。ハンデは昨年より1キロ重い58.5キロ。横山和騎手はアラタ、横山武騎手はサンストックトン(除外対象)。中山は[0−0−0−5]だが、寒い時期に走るタイプ。

アンドロメダS2着馬マイネルクリソーラ、七夕賞2着馬ククナ、フローラS勝ち馬ゴールデンハインド、ディセンバーS2着馬コスタボニータ、前走常総Sを勝ったボーンディスウェイなど。マイネルクリソーラは前走アンドロメダSで5番手から4位の34.8秒で上がって0.3秒差の2着。引退が近い中野栄厩舎の管理馬。Mデムーロ騎手では[1−3−1−1]。ククナは芝2000m[1−1−1−1]で3走前の七夕賞で3番手から3位タイの34.9秒で上がって0.2秒差の2着。引退が近い社台の6歳牝馬。戸崎騎手が騎乗する。

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