シンザン記念
レース展望

過去10年で1番人気は[2−0−1−7]で2連対。過去5年は3着以内がなく、過去9年で1連対のみ。20〜22年は牝馬が7、4、7着に終わった。2番人気は[3−3−2−2]で6連対、3番人気は[0−1−2−7]で1連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。過去7年の馬連は189倍、26倍、112倍、31倍、119倍、20倍、9倍で万馬券3回。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬15頭が前走3着以内。過去6年の連対馬12頭のうち11頭が前走3着以内。過去10年で前走4着以下から連対した5頭の前走は重賞5、7、8着、千両賞4、5着。前走10着以下は[0−0−1−9]。牡馬は[7−8−10−82]、牝馬は[3−2−0−16]。牝馬は2番人気以内[3−1−0−3]だが、3番人気以下は[0−1−0−13]。牝馬は人気馬に注目。関東牡馬は[0−0−0−8]で3着以内がない。

過去10年でノーザンF生産馬は[6−3−3−16]で1、1、2、4、4、8番人気が勝ち、2、4、8番人気が2着、2、3、4番人気が3着。アルトゥーム、エコロブルーム、シトラール、ショーマンフリート、タイセイレスポンス、フェリーニが該当する。社台F生産馬は[1−2−0−5]で2番人気が勝ち、2、7番人気が2着。ケーブパール、ラーンザロープスが該当する。社台白老F生産馬はこれまで出走がない。バレルターンが該当する。

社台馬主の馬はサンデーRがアルトゥーム(藤岡佑騎手)、キャロットFがシトラール(ルメートル騎手)、バレルターン(西村騎手)。過去10年でサンデーRは[0−1−0−4]で2番人気が2着。キャロットFは[1−0−0−3]で2番人気が1着。2番人気の2頭が連対したが、今年は1、2番人気になる馬はいない。

エコロブルームは前走東京芝1600mの未勝利戦を3番手から最速の33.2秒で抜け出して1分34秒8で4馬身差で圧勝。ルメール騎手は軽く仕掛けただけで最後は振り返る余裕があった。セレクトセール9240万円の加藤征厩舎のダイワメジャー産駒でラーゴムの半弟。過去10年でルメール騎手は[1−0−0−4]。20年に2番人気のサンクテュエールで勝ったが、21、22年は1番人気で4、7着に終わっている。

ノーブルロジャーは東京芝1600mの新馬戦を2番手から最速の33.3秒で抜け出して1分36秒8で優勝。前半5F63.4秒のスローペースだったが、レースのラスト3Fは11.6−10.7−11.1秒。石川騎手は仕掛けただけで鞭を入れていなかった。ノルマンディーで2360万円で募集されたパレスマリス産駒(ジャンタルマンタルを輩出)。過去10年で川田騎手は[0−0−1−7]で3着止まり。

中京の未勝利戦を圧勝したナイトスラッガー、中山の新馬戦を圧勝したショーマンフリート、京都の未勝利戦を勝ったバレルターン、デイリー杯2歳S5着馬メイショウサチダケ、秋明菊賞2着馬タイセイレスポンス、東京の未勝利戦を勝ったシトラールなど伏兵は多士済々。ナイトスラッガーは前走中京芝1600mの未勝利戦(前半5F61.3秒)を3番手から最速の33.7秒で抜け出して1分35秒3で3馬身半差で圧勝。ルーラーシップ産駒で母はCBC賞勝ち馬トーホウアマポーラ。小栗厩舎は重賞初制覇が懸かる。

ショーマンフリートは中山芝1600mの新馬戦を3番手から最速の34.2廟で抜け出して1分35秒1で2馬身半差で圧勝。レースのラスト3Fは12.1−11.6−10.9秒で尻上がり。セレクトセール3190万円のスワーヴリチャード産駒(レガレイラを輩出)。戸崎騎手に乗り替わる。バレルターンは京都芝1600mの未勝利戦を5番手から3位タイの34.7秒で抜け出して1分34秒5で優勝。リオンディーズ産駒でトウセツの半弟。西村騎手が3戦連続で騎乗する。茶木厩舎は重賞初制覇が懸かる。

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