愛知杯
レース展望
今年は小倉で行われる。過去１０年で１番人気は［３−１−１−５］で４連対。単勝２倍台は［０−０−０−３］で不振。堅そうな馬ほど連対を外す傾向がある。２番人気は［１−１−１−７］で２連対、３番人気は［０−１−０−９］で１連対。６〜９番人気が７連対、１０番人気以下が４連対。過去５年の馬連は４６倍、１２５倍、３４倍、４３倍、３９倍で荒れている。上位人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
トップハンデは［３−２−２−９］で５連対。４番人気以内なら［１−２−２−５］、５６キロなら［１−１−１−３］。５番人気以下は［２−０−０−４］で８、９番人気が優勝。２０年は９番人気の７歳馬デンコウアンジュが制した。６〜９番人気で連対した７頭のうち５頭、１０番人気以下で連対した４頭のうち３頭が関西馬。６番人気以下で連対した関西馬８頭のうち７頭が４、５歳馬だった。穴で軽ハンデの４、５歳関西馬に注意。
過去１０年でノーザンＦ生産馬は［３−２−２−４５］で１、７、８番人気が勝ち、１、１０番人気が２着、４、８番人気が３着。エリカヴィータ、セントカメリア、フラーズダルム、ミスフィガロ、ミッキーゴージャスが該当する。社台Ｆ生産馬は［２−２−２−１７］で１、２番人気が勝ち、６番人気が２着、１、６番人気が３着。コスタボニータが該当する。社台系生産馬は人気薄の激走が多い点に注意。
ミッキーゴージャスは［４−０−０−２］、芝２０００ｍは［３−０−０−１］。前走修学院Ｓは７番手から３位タイの３５．０秒で差し切って１分５９秒３（稍重）で優勝。ミッキーロケット産駒で母はオークス＆秋華賞馬ミッキークイーン。過去１０年で前走３勝Ｃ勝ち馬は［１−０−４−１６］でルビーカサブランカ（７人気）が勝っている。左回り、５４キロをこなして重賞初制覇なるか。３戦連続で川田騎手が騎乗する。
セントカメリアは芝２０００ｍ［４−１−０−４］で前走サンタクロースＳを９番手から最速の３３．８秒で差し切って１分５９秒３で優勝。近走不振が続いていたが、最速上がりで差し切ってパフォーマンスを引き上げた。父ドゥラメンテ、母アドマイヤテレサで函館記念を勝ったアドマイヤジュピターの半妹。先週の京都金杯は前走３勝Ｃを勝ったコレペティトール（５４キロ）が優勝。先週のフェアリーＳを勝った西村騎手が騎乗する。
ディセンバーＳ２着馬コスタボニータ、中京記念３着馬ルージュスティリア、クイーンＳ２着馬ウインピクシス、新潟記念６着馬フラーズダルム、昨年のフローラＳ勝ち馬エリカヴィータ、３着が多いタガノパッション、ミスフィガロなど。コスタボニータはＯＰ入りして阪神牝馬Ｓ３着、クイーンＳ３着、ディセンバーＳ２着と善戦している。芝１８００ｍは［１−１−１−２］。ハンデは５５キロ。初の芝２０００ｍがどう出るか。
ルージュスティリアは府中牝馬Ｓ７着、スワンＳ１３着、ターコイズＳ９着に終わり、距離を延ばしてきた。昨年以降、モリス騎手は芝では［１−１−４−２９］で２連対のみ。ウインピクシスは昨年のクイーンＳで２番手から粘ってドゥーラに０．２秒差の２着。福島記念では４番手からしぶとく伸びて０．３秒差の４着。松岡騎手が前に行って粘らせるか。過去１０年で５２キロ以下が６連対。人気薄軽量馬の激走に注意。
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