愛知杯
レース回顧

ミッキーゴージャスは7枠12番スタートから10番手の外につけ、向こう正面で外から進出し4コーナーで2番手に押し上げるとメンバー3位の35.5秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分57秒9。グランスラムアスクが逃げて前半5F57.4秒の速い流れ。後半5F60.5秒、上がり35.8秒、ラップは112.2−11.6−12.0秒。前半流れて上がりの掛かる消耗戦になった。

ミッキーゴージャスは向こう正面で外を回って押し上げ、早め先頭から押し切る強いレースで重賞初制覇を飾った。安田隆調教師が2月で定年になるため、川田騎手が強気に早めに動いて勝ちに行くレースで勝利をもぎ取った。これで芝2000mは[4−0−0−1]で2勝Cから3連勝となった。母ミッキークイーンと同様に末脚の持続力があり、最後にひと伸びする勝負根性もある。昨年夏から使い込んだため、今後は放牧に出される予定。

タガノパッションは3枠3番から内ラチ沿いの7番手を進み、4コーナーから直線で外に持ち出すとメンバー最速タイの35.4秒で伸びて半馬身差の2着。小倉芝[0−0−4−2]で3着が多かったが、菱田騎手が道中内ラチ沿いをロスなく回って勝負どころでスムーズに外に出せたことで初めて連対した。格上挑戦でハンデ53キロも良かったのだろう。休み明けだったが、前走14キロ増えた馬体が6キロ絞れて気配が良くなっていた。芝1800mは[1−1−7−4]。次走は小倉大賞典に使ってきそうだ。

コスタボニータは2枠2番から内ラチ沿いの4番手を進み、メンバー4位の35.7秒で上がって0.2秒差の3着。4コーナーから直線で上手く外に出して追ったが、伸び切れなかった。それでも初の芝2000mで1分58秒1で走って3着なら上々といえる。これで牝馬限定重賞は[0−0−3−1]。最後のひと押しが足りないが、先行して堅実に走っている。次走は中山牝馬Sに向かう予定。

アレグロモデラートは3番手から4コーナーで先頭に立ち、メンバー11位タイの36.2秒で上がって0.5秒差の4着。直線で見せ場を作ったが、早めに動いたぶんラスト1Fで一杯になった。格上挑戦で軽ハンデ51キロだったが、初の重賞挑戦でいい経験になったのではないか。ハーツコンチェルトの全姉。武井厩舎は関西圏(中京、京都、阪神、小倉)の重賞では[0−0−0−21]で不振が続いている。

セントカメリアはスタートで躓いて後方3番手を進み、ミッキーゴージャスを見ながら外から押し上げ、メンバー11位タイの36.2秒で上がって0.9秒差の9着。4コーナーでローゼライトとフラーズダルムとの狭い間に突っ込んで接触し、バランスを崩したことが堪えた。前走3勝Cを勝ち、西村騎手で3番人気に支持されたが、躓いて後方を進み、勝負どころでスムーズさを欠いては厳しかった。

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