日経新春杯
レース展望
過去１０年で１番人気は［３−３−０−４］で６連対。前走Ｇ１で５着以内は［２−１−０−０］で堅実。５６キロ以上は［０−２−０−４］で未勝利。２番人気は［４−１−０−５］で５連対、３番人気は［１−０−１−８］で１連対。連対馬１５頭が５番人気以内、残る５頭は６、７、１０、１０、１３番人気。過去５年の馬連は１３倍、２０倍、５８０倍、５倍、８４倍。中長距離の重賞実績馬が少なければ波乱に注意。
５７キロ以上を背負った馬は［１−１−１−１８］、２番人気以内は［１−１−０−５］、３番人気以下は［０−０−１−１３］。昨年は５９キロのヴェルトライゼンデが２番人気で勝ったがジャパンＣ３着馬だった。人気がない馬は割り引き。トップハンデは［１−２−１−９］で３連対。１番人気は［０−２−０−２］、２番人気は［１−０−０−１］だが、３番人気以下は［０−０−１−６］。人気がない馬は不振が続いている。
過去１０年でノーザンＦ生産馬は［６−４−２−２１］で１、１、２、２、３、７番人気が勝ち、１、１、２、５番人気が２着、４、４番人気が３着。サトノグランツ、ディアスティマ、ハーツイストワール、ヒンドゥタイムズ、リレーションシップが該当する。社台Ｆ生産馬は［０−１−０−１１］で１０番人気が２着。インプレス、カレンルシェルブル、レッドバリエンテが該当する。人気馬が中心も時々人気薄が激走している。
サトノグランツは［４−１−０−３］で京都新聞杯、神戸新聞杯を優勝。神戸新聞杯は中団から２位の３３．１秒で差し切って２分２３秒５のレコードで優勝。直線で前が壁になったが、狭いところを捌いて突き抜けた。芝２２００〜２４００ｍは［３−０−０−１］でダービー１１着を除き勝っている。友道厩舎のサトノダイヤモンド産駒。ハンデは５７．５キロ。川田騎手では［３−０−０−２］、Ｇ１を除くと［３−０−０−０］。
ハーツコンチェルトは［１−１−２−４］で青葉賞２着、ダービー３着、神戸新聞杯５着、菊花賞６着。神戸新聞杯は大外枠から９番手につけ、４位の３３．３秒で上がって０．１秒差の５着。内が有利な馬場で大外枠から外を回り、上がりが速くなり過ぎたことが堪えた。前走菊花賞は５番手から７位の３５．３秒で上がって１．０秒差の６着。今回はサトノグランツより２．５キロ軽い５５キロ。乗り難しい馬で今回も松山騎手次第か。
札幌日経オープン勝ち馬ブローザホーン、神戸新聞杯２着馬サヴォーナ、菊花賞４着馬リビアングラス、ＡＲ共和国杯７着馬レッドバリエンテ、目黒記念２着馬ディアスティマ、福島記念３着馬カレンルシェルブルなど。ブローザホーンは芝２２００〜２６００ｍ［４−０−０−２］で札幌日経オープンを６馬身差で圧勝した。前走京都大賞典は競走中止。その影響が気になるが、南Ｄで乗り込んでいる。菅原騎手は先週［１−０−２−１８］、芝では［０−０−０−９］だった。ブローザホーンは先週のような少しタフな馬場は合っている。
サヴォーナは芝２４００〜２６００ｍ［２−３−０−１］。神戸新聞杯は内ラチ沿いの３番手から５位タイの３３．４秒で上がって頭差の２着。ガツンと切れないが、しぶとい脚を使うタイプ。昨年の京都大賞典をプラダリアで勝って池添騎手が持ってくるか。リビアングラスは菊花賞で３番手から３コーナーで先頭に立ち、１３位の３５．９秒で上がって１．０秒差の４着。スタミナを見せたが、上がり勝負になって切れ負けした。前走グレイトフルＳ７着は不甲斐なかったが、京都新聞杯で３着がある京都で巻き返すか。田口貫太騎手が騎乗する。
[Home]