シルクロードS
レース展望
過去10年で1番人気は[1−1−1−7]で2連対。単勝1倍台は[0−1−0−0]、2倍台は[1−0−1−1]、3倍以上は[0−0−0−6]。2番人気は[5−0−1−4]で5連対、3番人気は[2−2−1−5]で4連対。6〜9番人気、10番人気以下は各2連対。過去5年の馬連は45倍、29倍、23倍、41倍、81倍で中穴決着が続いている。近年の傾向から4番人気以内に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
牡馬は[5−6−9−91]、牝馬は[5−4−1−46]。6番人気以下では牡馬[0−1−6−72]、牝馬[0−3−1−34]。穴で牝馬に注意。人気薄の牡馬は3着で狙うのが妙味。関東馬は[0−3−3−40]で未勝利。京都で行われた7年の連対馬の脚質は逃げ3先行6差し0追込5。逃げ馬が連対すると相手に先行馬、逃げ馬が連対しないと追い込み馬が連対する。荒れ馬場と流れ次第で連対馬の脚質が変わる点に注意。
過去10年でノーザンF生産馬は[2−1−0−15]で2、3番人気が1着、7番人気が2着。アグリ、エターナルタイム、サンライズロナウドが該当する。社台F生産馬は[0−0−0−15]で3着以内がない。カルネアサーダ、トゥラヴェスーラが該当する。社台馬主はエターナルタイム(サンデーR)、カルネアサーダ(吉田照哉氏)の2頭のみ。
アグリは昨年4連勝で阪急杯を1分19秒5で優勝。その後は[0−1−1−3]で勝ち切れないが、セントウルSは後方から最速の32.4秒で追い込んで0.2秒差の2着、前走阪神カップは11番手から6位タイの34.1秒で上がって0.1秒差の3着に入った。芝1200mは[0−1−0−4]だが、トップハンデ58キロを背負う。安田隆調教師は2月末で定年。このパターンでミッキーゴージャス、ブローザホーンが重賞を制している。坂井騎手を確保したということは先行策か。安田隆調教師はサンライズロナウドと2頭出し。
ルガルは芝[1−3−1−1]で4着以内を確保。京都芝は[1−3−0−1]で芝1200mでは[0−2−0−0]。葵Sは少し出遅れて内ラチ沿いの6番手から4位タイの32.7秒で上がって半馬身差の2着。抜群のスタートを切ったモズメイメイを捕まえられなかった。前走京阪杯は5番手の外から8位タイの33.3秒で上がってトウシンマカオに0.3秒差の2着。不良馬場の橘Sを圧勝したが、良馬場では勝ち切れないレースが続いている。ハンデは57.5キロ。前走京阪杯で騎乗した西村騎手が2戦連続で騎乗する。
3連勝でOP入りしたバースクライ、前走富士S6着のエターナルタイム、北陸SとラピスラズリSを連勝したオタルエバー、2連勝でOP入りしたジューンオレンジ、淀短距離S2着馬メイショウソラフネ、京阪杯4着馬トゥラヴェスーラ、セントウルS勝ち馬テイエムスパーダ、タンザナイトS2着馬ホープフルサインなど伏兵は数多い。バースクライは芝1200mを使って1、2、3勝Cを3連勝。前走南総Sは9番手から2位タイの33.7秒で差し切って1分7秒2で優勝。ハンデは54キロ。この馬で2戦2勝の岩田望騎手が騎乗する。
エターナルタイムは[4−1−1−2]で前走富士Sは4番手から伸び切れず0.8秒差の6着。ダノンタッチダウンが前半5F56.7秒で飛ばして差し馬向きの展開になったことが堪えた。芝1400mの多摩川Sを1分19秒7で勝っている。初の芝1200m、初の右回りでも社台はルメール騎手を確保している。オタルエバーは前走ラピスラズリSを4番手から5位の33.6秒で抜け出して1分7秒8で優勝。重賞では新潟2歳SとファルコンSで3着がある。ハンデは57キロ。過去10年で[0−0−0−9]の松山騎手が騎乗する。
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