日経賞
レース展望

天皇賞(春)のステップレース。過去10年で1番人気は1番人気は[3−3−0−4]で6連対。単勝1倍台は[1−0−0−1]、2倍台は[1−3−0−1]、3倍以上は[1−0−0−2]。2番人気は[2−1−2−5]で3連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は7、7、10番人気。過去5年の馬連は6倍、12倍、10倍、8倍、21倍で20倍台までに収まっている。

4歳[5−4−1−16]、5歳[3−2−3−25]、6歳[2−2−3−32]、7歳以上[0−2−3−32]で4歳馬が9連対。6、7歳で3着以内に入った11頭のうち6頭が6番人気以下の人気薄。穴で前走負けて人気がない高齢馬に注意。関東馬は[5−3−4−57]で8連対、関西馬は[5−7−6−47]で12連対。2番人気以内の関東馬は[4−1−0−4]だが、関西馬は[1−3−2−5]で2、3着が多い。

ボッケリーニは22年日経賞以降、G2、G3では[2−6−0−0]で連対を確保。2走前のチャレンジCは8番手から最内を突き、最速の34.4秒で上がってハナ差の2着。前走AJCCは大外枠から4番手につけ、2位タイの37.3秒で上がってハナ差の2着。過去10年で8歳馬は[0−0−1−9]だったが、前走は8歳馬[0−0−1−20]のデータを破っている。過去2年の日経賞はタイトルホルダーの2着。今年は4歳馬の出走がなく5歳馬は2頭のみ。過去2年よりメンバーレベルが低い。久々の1番人気がどう出るか。

マイネルウィルトスはG2[0−3−1−4]、芝2500mのG2では[0−3−0−0]でAR共和杯(2着2回)、目黒記念で2着がある。昨年のAR共和杯は後方から勝負どころで外を回って押し上げると5位タイの34.7秒で上がってゼッフィーロに0.2秒差の2着。ステイヤーズSは中団から伸び切れず、2着テーオーロイヤルにクビ差の3着。テーオーロイヤルはダイヤモンドS、阪神大賞典を連勝した。前走AJCCは逃げて0.3秒差の5着。中山芝2500mは初めて。逃げ差し自在だが、横山武騎手がどう乗るか。

目黒記念勝ち馬ヒートオンビート、京都記念2着馬マテンロウレオ、AJCC3着馬クロミナンス、前走3勝Cを勝ったシュトルーヴェなど。ヒートオンビートは芝2500mのG2[1−1−3−1]で日経賞3、6着、目黒記念2、1着、AR共和国杯3、3着。22年の日経賞は2着ボッケリーニにクビ差の3着だった。他馬より1キロ重い58キロを背負い、昨年のAR共和杯で騎乗した石川騎手が騎乗する。シュトルーヴェは芝2200〜2400m[3−3−0−1]で上がりは5戦が最速。アンティシペイトの半弟。5歳にして初の右回りがどう出るか。テン乗りの鮫島駿騎手が騎乗する。キングカメハメハ産駒の上位独占もあるか。

[Home]