毎日杯
レース展望
皐月賞の東上最終便。過去10年で1番人気は[2−3−3−2]で5連対。単勝1倍台は[1−2−0−0]、2倍台は[1−1−1−1]、3倍以上は[0−0−2−1]。2番人気は[3−3−1−3]で6連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は7、9番人気。過去2年は4−9番人気で馬連253倍、2−5番人気で馬連36倍。1番人気が崩れて波乱になった。
連対馬15頭が前走4着以内。前走5着以下から連対した5頭は前走重賞5〜7着、そのうち4頭が2走前に連対していた。過去6年の連対馬12頭のうち11頭が前走3着以内。前走1勝クラスを勝った馬に注目。6番人気以下で3着以内に入った4頭のうち3頭は前2走のどちらかで外国人騎手が騎乗していた。7、9番人気で2着は関東馬、6、7番人気で3着は関西馬。6〜9番人気を2、3着に絡めるのが妙味。
ノーブルロジャーは東京芝1600mの新馬戦を2番手から最速の33.3秒で抜け出して1分36秒8で優勝。前走シンザン記念は10番手の外から3位の35.7秒で差し切って1分34秒5で優勝。3着ウォーターリヒトはきさらぎ賞で2着に入った。ノルマンディーで2360万円で募集されたパレスマリス産駒(ジャンタルマンタルを輩出)。芝1600mで2連勝したが、芝1800mの毎日杯に使うということはマツクニローテ(NHK→ダービー)か。今年の重賞で川田騎手は1番人気では[3−1−1−0]で複勝率100%。
ニュージーズは中山芝2000mの新馬戦を4番手から最速の34.5秒で抜け出して2分2秒6で5馬身差で圧勝。ルメール騎手は鞭を入れておらず、流す余裕があった。前半5F63.1秒だったが、ラスト3Fは12.1−11.7−11.3秒で尻上がり。シルクHCで6000万円で募集されたリアルスティール産駒でミッキークイーンの半弟。キャリア1戦、初の関西遠征&重賞挑戦&芝1800mと課題はあるが素質は上位。ルメール騎手はクラシックでレガレイラ、シックスペンスがいるが、ニュージーズが勝つと贅沢な悩みか。
萩S勝ち馬で前走阪神JF6着のルシフェル、あすなろ賞勝ち馬サトノシュトラーセ、同2着馬ガイアメンテ、東スポ杯2歳S3着馬ファーヴェント、共同通信杯6着馬ベラジオボンド、つばき賞勝ち馬メイショウタバル、芝1800mの未勝利戦勝ち馬スマートワイスなど。ベラジオボンドは共同通信杯で中団から4位の32.9秒で上がって0.8秒差の6着。エコロヴァルツに前に入られてフラフラされ、スムーズさを欠いたことが堪えた。阪神芝1800mの新馬戦を1分47秒5で3馬身差で圧勝した馬。毎度のことだが岩田望騎手次第か。
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