高松宮記念
レース展望
過去１０年の１番人気は［１−１−２−６］で２連対。過去７年は［０−１−１−５］で１連対のみ。稍重以上では［０−１−２−４］で未勝利。２番人気は［２−４−０−４］で６連対、３番人気は［２−１−３−４］で３連対。連対馬１４頭が５番人気以内、残る６頭は６、８、８、９、１２、１２番人気。過去５年の馬連は３０５倍、９１倍、１０倍、１３５倍、７９倍で荒れている。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬１８頭が前走５着以内。前走Ｇ３連対馬が活躍している。前走阪急杯７着から勝った馬はファルコンＳ勝ち馬、シルクロードＳ１５着から連対した馬は高松宮記念勝ち馬。中京重賞勝ち馬の巻き返しに注意。年齢別では４歳［３−３−２−３１］、５歳［３−３−３−３５］、６歳［２−４−３−３５］、７歳以上［２−０−２−４９］。６歳馬は２、３、６、８、８、１２番人気が連対。穴で前走重賞２着の６歳馬に注意。
ナムラクレアは芝１２００ｍ［５−１−２−１］、芝１４００ｍ［０−３−０−０］で２２年のスプリンターズＳ５着を除き３着以内を確保。昨年のスプリンターズＳは７番手から４位タイの３４．４秒で上がって０．２秒差の３着。右回りの坂のあるコースでは［０−２−２−２］。前走京都牝馬Ｓは後方から３位タイの３３．６秒で上がってクビ差の２着。休み明け、馬体１０キロ増で余裕残しの仕上げだった。Ｇ１は［０−１−２−３］で昨年は高松宮記念２着、スプリンターズＳ３着。本番の仕上げでＧ１初制覇なるか。鞍上は浜中騎手。
ルガルは芝１２００ｍ［１−２−０−０］で前走シルクロードＳを２番手から６位の３４．０秒で抜け出して１分７秒７で３馬身差で圧勝。荒れ馬場で前半３Ｆ３３．４秒で流れて差しが決まってもおかしくなかったが、次元の違う走りで圧勝し重賞初制覇を飾った。パドックでは馬体１０キロ増えてボリュームアップしていた。２走前の京阪杯ではトウシンマカオ（５８キロ）に０．３秒差の２着に負けている。不良馬場の橘Ｓを圧勝したように道悪をこなすタイプ。中京は土日とも曇り時々雨の予報。Ｇ１で西村騎手は［０−０−０−１６］。
京阪杯とオーシャンＳを連勝したトウシンマカオ、昨年のスプリンターズＳ勝ち馬ママコチャ、同２着馬マッドクール、センテナリースプリントＣを勝った香港馬ビクターザウィナー、阪神カップと阪急杯を連勝したウインマーベル、オーシャンＳ２着馬ビッグシーザー、京都牝馬Ｓ勝ち馬ソーダズリング、東京新聞杯２着馬ウインカーネリアン、中京のシルクロードＳ、セントウルＳを勝っているメイケイエールなど。過去４年の高松宮記念は重、重、重、不良馬場で行われ、３年で人気薄が連対している。今年も雨で馬場が渋る可能性が高い。
トウシンマカオは芝１２００ｍ［４−０−２−３］で重賞３勝。昨年の高松宮記念は不良馬場で後方のまま１５着に終わったが、その後のスプリント重賞は［２−０−２−０］で３着以内を確保。過去１０年でオーシャンＳ勝ち馬は［０−０−０−９］。ビッグアーサー産駒。テン乗りのルメール騎手が騎乗する。ママコチャは昨年のスプリンターズＳを３番手から抜け出して１分８秒０で優勝。前走阪神カップは３番手から伸び切れず０．２秒差の５着。左回りは全て芝１６００ｍで［２−１−１−０］。今週も川田騎手が内から持ってくるか。
マッドクールは国内芝１２００ｍ［４−１−１−１］で昨年のスプリンターズＳはママコチャにハナ差の２着。３着ナムラクレアに１馬身先着した。昨年のシルクロードＳはナムラクレアに０．１秒差の３着。中京芝１２００ｍは［２−０−１−１］。坂井騎手が前に行って粘らせるか。メイケイエールはＧ２、Ｇ３［６−０−０−２］だが、Ｇ１は［０−０−０−１０］。前走京都牝馬Ｓは掛かって自滅し１０着。２２年のセントウルＳ（中京）をファストフォースに２馬身半差をつけて１分６秒２のレコードで圧勝。ラストランＶがある！？
[Home]