阪神牝馬S
レース展望
過去8年で1番人気は[2−2−1−3]で4連対。前走芝2000m以上は[1−2−0−1]、前走芝1800m以下は[1−0−1−2]。2番人気は[2−1−1−4]で3連対、3番人気は[0−1−0−7]で1連対。連6〜9番人気と10番人気以下が各3連対。過去6年のうち5年で人気薄が連対し、馬連は166倍、267倍、21倍、6倍、120倍、240倍で万馬券が4回。人気薄を絡めて万馬券を狙うのが妙味。
前走勝ち馬は[4−3−3−12]で前走マイル重賞を勝った馬が3勝。前走2〜4着は[0−1−3−16]で1連対のみ。過去2年の連対馬は前走OP特別11、13着、重賞11、15着。近年は惨敗した馬の巻き返しが多い。関東馬は[0−1−0−8]、関西馬は[8−7−8−75]で関西馬が活躍。関東馬は21年に2番人気のマジックキャッスルが2着に入ったが、5番人気以内は[0−1−0−4]で1連対のみ。
マスクトディーヴァは[3−1−0−2]でローズSを1分43秒0のレコードで勝ち、秋華賞でリバティアイランドに1馬身差の2着に入った。前走東京新聞杯は単勝1.9倍の断然人気に支持されたが、大きく出遅れて大外から2位タイの33.2秒で追い込んで0.4秒差の6着。内を通った馬が上位を独占する中、出遅れて大外から追い込むレースでは厳しかった。陣営は岩田望騎手を諦めてモレイラ騎手を乗せてきた。実績のある阪神外回り、10頭の少頭数、牝馬限定戦。まだマイル戦で勝ったことはないが、普通に走れば勝ち負けか。
ドゥアイズは芝1600m[1−2−1−1]で阪神JF3着、クイーンC2着、桜花賞5着、リゲルS2着、洛陽S1着。阪神JFでは12番手から2位の35.4秒で追い込んでリバティアイランドに0.4秒差の3着。リゲルSは5番手から最速タイの33.1秒で上がって0.1秒差の2着。勝ったマテンロウスカイは2走後に中山記念を制した。前走洛陽Sは8番手から4位の34.3秒で差し切って1分32秒6で優勝。タフな馬場をこなす馬で相手なりに堅実に走るタイプ。今年の重賞でムルザバエフ騎手は[0−0−1−6]。
紫苑S勝ち馬モリアーナ、NHKマイルC2着馬ウンブライル、22年のエリザベス女王杯2着馬ライラック、京都牝馬S5着馬シングザットソング、同7着馬テンハッピーローズ、同8着馬モズゴールドバレルなど。モリアーナは芝1600m[1−0−1−3]でクイーンC3着、ニュージーランドT4着がある。前4走は横山典騎手が騎乗して追い込むレースをしたが、今回は逃げ馬不在で横山典騎手が何かやってきそうな雰囲気。ウンブライルは前走東京新聞杯9着が不甲斐なかった。叩き2戦目で川田騎手が騎乗してどこまで変わるか。
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