皐月賞
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−3−4]で3連対。前走良馬場で4コーナーで4番手以内につけて勝った牡馬は[2−1−2−0]で複勝率100%。2番人気は[3−1−0−6]で4連対、3番人気は[1−3−1−5]で4連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は7、8、8、9、9番人気。過去3年は1番人気が15、3、3着に終わり、馬連は43倍、35倍、35倍で中穴決着が続いている。

連対馬20頭のうち19頭が前走連対。前走重賞を勝った馬が活躍している。勝ち馬10頭のうち7頭が前走重賞1着、3頭が前走重賞2着。勝つのは重賞連対馬。前走3着馬は[0−0−1−23]で連対なく不振。6番人気以下で連対した5頭は前走弥生賞1、4着、共同通信杯1着、毎日杯1着、スプリングS2着。前走重賞好走がフロック視された馬が穴をあけている。前走重賞で連対して人気にならなかった馬に注意。

レガレイラはホープフルSで出遅れて14番手から勝負どころで押し上げて直線で大外に持ち出すと最速の35.0秒で差し切って2分00秒2で優勝。前半5F60.0秒、後半5F60.2秒、ラスト3Fは12.4−12.0−11.5秒で尻上がり。2着シンエンペラーは弥生賞2着、3着サンライズジパングは若駒S1着、5着ミスタージーティーは若葉S1着。サンデーRで3000万円で募集された木村厩舎のスワーヴリチャード産駒でドゥラドーレスの半妹。祖母ランズエッジはステレンボッシュと同じ。北村宏騎手がどう出るか。

ジャスティンミラノは東京の新馬戦(前半5F63.1秒)を2番手から2位の33.4秒で抜け出して2分2秒0で優勝。2着ヘデントールは未勝利、1勝Cを連勝した。共同通信杯(前半5F62.7秒)は出遅れた後に押し上げて2番手につけ、2位タイの32.6秒で抜け出して1分48秒0で優勝。朝日杯FS勝ち馬ジャンタルマンタルに1馬身半差をつけた。キズナ産駒で母マーゴットディドは英G1馬。初の右回り、速い流れに対応できるかがカギになる。過去10年で戸崎騎手は[1−0−1−7]でエポカドーロで勝っている。

弥生賞勝ち馬コスモキュランダ、同2着馬シンエンペラー、朝日杯FS勝ち馬で前走共同通信杯2着のジャンタルマンタル、毎日杯勝ち馬メイショウタバル、きさらぎ賞勝ち馬ビザンチンドリーム、京成杯勝ち馬ダノンデサイル、同2着馬アーバンシック、朝日杯FS2着馬エコロヴァルツ、若葉S勝ち馬ミスタージーティー、若駒S勝ち馬サンライズジパング、すみれS勝ち馬サンライズアースなど伏兵は多士済々。土曜は晴れ、日曜は晴れ時々曇りの予報。最高気温は土曜22℃、日曜24℃。晴れて気温が上がり、良馬場でのレースになる。

コスモキュランダは中山芝2000m[1−2−0−1]で弥生賞を出遅れて9番手から3コーナー手前で2番手に押し上げると3位の34.9秒で抜け出して1分59秒8で優勝。アルアイン産駒で父子3代制覇が懸かる。鞍上はモレイラ騎手。シンエンペラーは[2−2−0−0]で京都2歳Sを勝ち、ホープフルS2着、弥生賞2着。ホープフルSは3番手から4位の35.7秒で早めに抜け出して0.1秒差の2着。弥生賞は内ラチ沿いの4番手から最速タイの34.8秒で上がって0.2秒差の2着。矢作厩舎は3頭出し。鞍上は坂井騎手。

ジャンタルマンタルは[3−1−0−0]でデイリー杯2歳S1着、朝日杯FS1着、共同通信杯2着。共同通信杯は3番手から2位タイの32.6秒で上がって0.2秒差の2着。過去10年で川田騎手は[0−3−0−0]。初の芝2000mがカギになる。メイショウタバルは毎日杯を逃げて最速の34.4秒で上がって1分46秒0(重)で6馬身差で圧勝。2着はシンザン記念勝ち馬ノーブルロジャー。ゴールドシップ産駒が強気の逃げで押し切るか。ミスタージーティーは若葉Sを1分59秒7で優勝。ホープフルS5着は直線で前が壁。矢作厩舎のドゥラメンテ産駒でタッチングスピーチの半弟。鞍上は藤岡佑騎手。期待しかない。

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