京都新聞杯
レース展望
過去１０年で１番人気は［２−３−０−５］で５連対。過去６年は［１−１−０−４］で２連対。４７９キロ以下は［０−２−０−３］で未勝利。２番人気は［２−２−２−４］で４連対、３番人気は［２−１−０−７］で３連対。６〜９番人気が５連対、１０番人気以下が２連対。過去５年の馬連は８４倍、４２倍、７倍、７５倍、６倍でガチガチか中穴か両極端。メンバーレベルが低ければ、人気薄同士の決着を含め、穴狙いに徹したい。
連対馬１６頭が前走４着以内。前走６着以下から連対した４頭のうち３頭は前走重賞で７、１０、１０着、１頭は１勝クラス６着。４頭とも２走前に３着以内を確保していた。２戦連続で４着以下に終わった馬は不振。連対馬は１勝馬が９頭、２勝馬が１０頭、３勝馬が１頭。１、２勝馬が互角だが、穴をあけるのは１勝馬。連対した１勝馬は５頭が７、７、８、９、１１番人気だった。穴で１勝クラス以上で４着以内がある１勝馬に注意。
ヴェローチェエラは［１−２−０−０］で前走ゆきやなぎ賞を６番手から２位の３３．５秒で上がってクビ差の２着。勝ったショウナンラプンタは青葉賞で頭差の２着に入った。京都芝２２００ｍでは未勝利戦を４番手から２位タイの３４．８秒で上がって２分１７秒０で勝っている。セレクトセールで６６００万円で取り引きされた須貝厩舎のリアルスティール産駒。昨年の京都新聞杯は前走ゆきやなぎ賞を勝ったサトノグランツ（川田騎手）が制している。過去１０年で川田騎手は［３−１−１−３］、２番人気以内なら［２−１−１−０］。
キープカルムは［２−２−１−１］で京都２歳Ｓ５着を除き３着以内を確保。前走ひめさゆり賞は５番手から早めに進出し、メンバー７位の３５．２秒で上がって２分００秒１で優勝。若葉Ｓでは６番手から最速の３４．１秒で上がって０．１秒差の３着。４着アドマイヤステラに０．２秒先着した。セレクトセールで６３８０万円で取り引きされた中竹厩舎のロードカナロア産駒。京都のつばき賞では毎日杯を圧勝したメイショウタバルに頭差の２着がある。相手なりに堅実に走るタイプ。過去１０年で武豊騎手は［０−１−０−４］で１連対のみ。
若葉Ｓ４着馬アドマイヤテラ、同５着馬ジューンテイク、アザレア賞勝ち馬インザモーメント、毎日杯３着馬ベラジオボンド、同４着馬ファーヴェント、京成杯４着馬ハヤテノフクノスケ、京都２歳Ｓ２着馬プレリュードシチー、アルメリア賞勝ち馬ギャンブルルーム、未勝利戦を圧勝したウエストナウなど伏兵は多士済々。アドマイヤテラは京都芝２０００ｍの新馬、１勝Ｃを２連勝。前走若葉Ｓは前残りの展開で差して届かず０．３秒差の４着。母はオークス３着馬アドマイヤミヤビ。レイデオロ産駒は重賞では［０−０−０−７］で不振傾向。
インザモーメントは前走アザレア賞を４番手から最速の３４．６秒で抜け出して２分２６秒３で２馬身半差で圧勝。２着モンブランミノルはゆきやなぎ賞で０．１秒差の３着だった。ホープフルＳは８着に終わったが、きさらぎ賞はタイム差なしの４着に突っ込んだ。キズナ産駒でリビアングラスの全弟。ウエストナウは阪神芝１８００ｍの未勝利戦を８番手から最速の３４．０秒で差し切って１分４５秒４で２馬身差で圧勝。佐々木晶厩舎のキズナ産駒。過去１０年でキズナ産駒は［２−０−１−１］。テン乗りの横山典騎手は後方ポツンか。
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