NHKマイルC
レース展望
過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。逃げ馬は[2−1−0−0]で堅実。過去7年は[0−1−1−5]で1連対のみ。2番人気は[3−2−1−4]で5連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は172倍、42倍、36倍、24倍、129倍で荒れている。昨年は9番人気のシャンパンカラーとウンブライルで大波乱になった。
連対馬12頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した8頭のうち5頭が2走前に重賞3着以内、1頭がOP特別1着だった。2走前に好走していれば巻き返し可能。特に前走4、5着馬の巻き返しに注意。6番人気以下で連対した8頭のうち6頭が道中9番手以下だった。前に行って穴をあけたのは1頭のみ。連対した8頭のうち6頭が10番枠より外に入っていた。穴で外枠に入った差し追い込みタイプを絡めたい。
ジャンタルマンタルは[3−1−1−0]でデイリー杯2歳S、朝日杯FSを優勝。共同通信杯は3番手から2位タイの32.6秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったジャスティンミラノは皐月賞を制した。前走皐月賞は3番手から早めに動いて直線で先頭に立ち、9位の34.9秒で上がって0.1秒差の3着。最後は甘くなったが、強気なレースで能力を示した。芝1600mは2戦2勝。過去5年で皐月賞5着以内は[2−0−0−0]で4着ドマイヤマーズ(2人気)、クラリティスカイ(3ン人気)が勝っている。マイルで本領発揮か。
アスコリピチェーノは[3−1−0−0]で新潟2歳S、阪神JFを優勝。阪神JFは8番手から2位の33.7秒で抜け出して1分32秒6で優勝。1週後の朝日杯FSを勝ったジャンタルマンタルは1分33秒8だった。前走桜花賞は8番手から4位タイの33.5秒で上がり、1分32秒3で走ってステレンボッシュに0.1秒差の2着。4コーナーで内からステレンボッシュに来られて外に振られたことが堪えた。北村宏騎手から新馬戦で騎乗したルメール騎手に乗り替わる。今年の重賞でルメール騎手は[1−4−3−10]で1勝のみ。
サウジアラビアRC勝ち馬ゴンバデカーブース、シンザン記念勝ち馬ノーブルロジャー、ニュージーランドT2着馬ボンドガール、アーリントンC勝ち馬ディスペランツァ、同2着馬アレンジャー、同3着馬チャンネルトンネル、ファルコンS勝ち馬ダノンマッキンリー、クイーンC2着馬アルセナール、京王杯2歳S2着馬ロジリオン、東スポ杯2歳S勝ち馬シュトラウス、ジュニアC勝ち馬キャプテンシーなど伏兵は多士済々。土曜は晴れ、日曜は晴れ時々曇りの予報。先週の2勝Cの芝1600mは1分32秒3。高速決着になりそうだ。
ゴンバデカーブースは東京芝1600mの新馬、サウジアラビアRCを2連勝。サウジアラビアRCは最後方から最速の33.5秒で差し切って2馬身差で圧勝。ボンドガール、シュトラウスを相手にしなかった。今年の重賞でモレイラ騎手は[3−1−1−1]。ノーブルロジャーは芝1600mの新馬、シンザン記念を2連勝。シンザン記念は出入りが激しくタフなレースになったが、大外から3位の35.7秒で差し切って1分34秒5で優勝。2着エコロブルームはニュージーランドTを制した。今週から怪我から復帰する松山騎手が騎乗する。
ボンドガールは新馬戦を3番手から最速の33.0秒で抜け出して勝ったが、2着チェルヴィニア、3着コラソンビートだった。サウジアラビアRCは出遅れて道中掛かって0.3秒差の2着。前走ニュージーランドTは渋った馬場で0.1秒差の2着。ダノンベルーガの半妹。良馬場でどんな走りを見せるか。アルセナールは新馬戦を7番手から最速の34.2秒で差し切って優勝。前走クイーンCは5番手から3位の34.0秒で上がってクイーンズウォークにクビ差の2着。ナミュールの半妹。ルメール騎手から横山武騎手に乗り替わる。
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