目黒記念
レース展望
過去10年で1番人気は[1−2−3−4]で3連対。単勝2倍台は[0−1−0−2]、3倍台は[0−1−2−1]、4倍以上は[1−0−1−1]。オッズに関係なく取りこぼしが多い。2番人気は[1−1−0−8]、3番人気は[2−0−0−8]で各2連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は44倍、46倍、29倍、27倍、38倍で中穴決着が続いている。ハンデ戦で波乱傾向が強い。
トップハンデは[3−0−2−12]で2、4、8番人気が優勝。5番人気以内は[2−0−0−3]だが、6番人気以下は[1−0−2−9]で1連対のみ。過去2年は2、4番人気が勝ったが、人気がない馬はほとんど出番がない。6番人気以下で連対した10頭のうち9頭が前走OP以上で負けていた。そのうち5頭が前走と斤量が同じだった。ハンデキャッパーに評価され、前走4着以下に負けても斤量が減らなかった馬に注意。
サトノグランツは[4−1−2−3]で前走カタールのアミールトロフィーで3着に入った。2着ゼッフィーロは昨年AR共和国杯を制している。G2は[2−0−1−0]で京都新聞杯、神戸新聞杯を勝ち、日経新春杯3着。芝2500mは初めてになるが、芝2400mは[2−0−2−1]でダービー11着を除き3着以内を確保。G2の長距離戦では安定して走っている。左回りの東京でハンデ58.5キロがどう出るか。今年の重賞で川田騎手は1番人気なら[3−2−1−0]。過去10年の目黒記念は[0−1−1−6]。
シュトルーヴェは芝2200m以上[4−3−0−1]で昨夏の日本海S(芝2200m)を除き連対を確保。今年はJCベストレース受賞記念を9番手から最速の33.2秒で差し切って2分23秒6で勝ち、前走日経賞は後方2番手から6番手に押し上げると最速の35.3秒で差し切って2分31秒4で優勝。初めての右回りだったが、昇級戦、重賞初挑戦で制した。東京芝2400mは[2−1−0−0](全て条件戦)で連対を確保。キングカメハメハ産駒でアンティシペイトの半弟。ハンデは58.5キロ。モレイラ騎手に乗り替わる。
日経賞2着馬クロミナンス、同3着馬マイネルウィルトス、昨年の日経賞勝ち馬ヒートオンビート、2連勝中のジューンアヲニヨシ、万葉S勝ち馬メイショウブレゲなど。クロミナンスは芝2000m以上[2−2−1−1]。不良馬場のAJCCは4番手からしぶとく伸びて0.2秒差の3着。前走日経賞は6番手から2位の35.6秒で上がって0.1秒差の2着。ルメール騎手とは[3−0−1−0]で好相性。マイネルウィルトスは東京芝2500mで目黒記念2着、AR共和国杯2、2着。前4走横山武騎手が騎乗して2、3、5、3着。ハンデは57.5キロ。東京芝2400〜2500m重賞で横山武騎手は[0−3−1−12]で未勝利。
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