アイビスSD
レース展望
過去10年で1番人気は[6−2−0−2]で8連対。15年から7年連続で連対したが、過去2年は9、18着に終わった。2番人気は[1−4−0−5]で5連対、3番人気は[0−1−2−7]で1連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は[0−0−2−67]。過去5年の馬連は10倍、8倍、10倍、30倍、125倍。過去2年は1番人気が崩れて波乱になった。6〜9番人気を絡めて中穴を狙うのが妙味。
459キロ以下は[1−1−0−21]で連対した2頭は1、2番人気で51キロの3歳牝馬だった。480キロ前後の連対が多い。500キロ以上は3番人気以内なら[2−2−0−6]。馬格があり斤量が軽い馬が勝つことが多い。直線1000mは外枠が有利。昨年を除き6枠より外が連対している。連対馬15頭が9番枠より外。1枠と3枠は連対がない。昨年は2枠の馬が差して勝ったが、21年のアイビスSD勝ち馬だった。
チェイスザドリームは昨年のカペラSで2番手から粘って1分9秒8で走り0.5秒差の2着。その後はダ1200mで14、6、14着に終わったが、初芝となった前走韋駄天Sを2番手から8位タイの32.9秒で上がって55.0秒で優勝。勝ったチェイスザドリームは同斤の55キロだが、2着マウンテンムスメは3キロ、3着ファイアダンサーは1キロ増える。過去10年で韋駄天S勝ち馬は[1−2−1−2]、1番人気なら[1−2−0−0]。丸山騎手から坂井騎手に乗り替わる。坂井騎手は直線1000m[0−2−1−12]。
ウイングレイテストは昨年の京成杯AHで2番手からしぶとく伸びてソウルラッシュ(次走マイルCS2着)にクビ差の2着。スワンSは2番手から9位タイの34.4秒で抜け出して1分19秒9で優勝。前走函館スプリントSは3番手の外から5位タイの34.6秒で上がって0.2秒差の2着。初の芝1200mで59キロを背負ってスプリント能力を示した。昨年の阪神カップは前半3F33.1秒で逃げたが、5F通過が55.7秒だった。今回も59キロを背負い、初の直線1000m。乗り慣れた松岡騎手が強気な騎乗で粘らせるか。
昨年CBC賞と北九州記念を連勝したジャスパークローネ、北九州記念3着馬モズメイメイ、昨年のセントウルS勝ち馬テイエムスパーダ、韋駄天S2着馬マウンテンムスメ、同3着馬ファイアダンサー、昨年の稲妻S勝ち馬マイヨアポア、過去2年のアイビスSD3着のロードベイリーフなど伏兵は数多い。過去10年で8枠は[4−2−1−17]で1、1、7、8番人気が勝ち、2、2番人気が2着。基本的に外枠が有利だが、昨年はオールアットワンスが2枠3番から外に出して差し切っている。人気になりにくい内枠の馬にも注意したい。
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