ＣＢＣ賞
レース展望
荒れるハンデＧ３。過去１０年で１番人気は［１−１−１−７］で２連対。過去７年は９、１０、１１、１、１２、５、３、９着で１連対のみ。２番人気は［３−１−２−４］で４連対、３番人気は［１−２−２−５］で３連対。６〜９番人気は６連対、１０番人気以下は３連対。過去５年の馬連は１８倍、１３８６倍、４１倍、１７倍、２３１倍で万馬券２回。２０年は１３−１１−３番人気で３連単２４４万馬券が飛び出した。
前走重賞以外を勝った馬が６連対。５頭が３番人気以内だった。前走２着馬は［０−１−１−５］、３着馬は［０−０−２−１５］で不振。前走６〜９着から連対した４頭は７、７、８、１３番人気。穴で７着前後に負けた馬に注意。６番人気以下で連対した９頭は関西馬で７頭が道中３番手以内、２頭が１０番手以下からの追い込みだった。２０年以降に連対した５頭のうち３頭が逃げ馬、残る２頭は２、３番手。穴で前残りに注意。
アグリは国内Ｇ２以下［１−２−１−０］。芝１２００ｍは［０−２−０−４］で昨年のセントウルＳは１１番手から最速の３２．４秒で追い込んで０．２秒差の２着。今年のシルクロードＳは９番手から３位の３３．７秒で上がって０．５秒差の２着。勝ったルガルより０．５キロ重い５８キロを背負っていた。Ｇ３を１勝しかしていないが、Ｇ２のセントウルＳ２着の実績が評価されてトップハンデ５８．５キロを背負う。近走は差し追い込みに徹しているが、テン乗りの西村騎手がどう乗るか。ピューロマジックの回避で１番人気になる。
京王杯ＳＣ３着馬スズハローム、鞍馬Ｓ勝ち馬ジャスティンスカイ、バーデンバーデンＣ勝ち馬キタノエクスプレス、北九州記念４着馬カンチェンジュンガ、同５着馬ショウナンハクラク、オーシャンＳ３着馬バースクライ、２連勝でＯＰ入りしたレッドヒルシューズ、福島テレビオープン勝ち馬ブーケファロス、同４着馬ブーケファロスなど伏兵は数多い。スズハロームは芝１４００ｍ［３−０−１−１］で前走京王杯ＳＣで７番手から４位の３３．３秒で上がって０．４秒差の３着。母の父はローレルゲレイロ。初の芝１２００ｍがどう出るか。
ジャスティンスカイは鞍馬Ｓを４番手から４位タイの３２．９秒で抜け出して１分６秒９で優勝。２着プルパレイは先週ＵＨＢ賞を制した。前走函館スプリントＳは流れに乗れず１０着。全弟サトノカルナバルは函館２歳Ｓを制した。テン乗りの北村友騎手が騎乗する。カンチェンジュンガは小倉芝１２００ｍの２、３勝Ｃを２連勝。２走前の春雷Ｓはサトノレーヴに０．２秒差の５着。前走北九州記念は１１番手から最速タイの３４．９秒で上がって０．４秒差の４着。斎藤騎手が負傷で急遽田口騎手が騎乗し、直線で挟まれる不利があった。ハンデは前２走と同じ５５キロ。初の左回りがどう出るか。
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