ローズS
レース展望

秋華賞トライアル。今年は中京芝2000mで行われる。過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。オークスから直行した馬は[3−1−1−1]、前走オークスではない馬は[0−1−0−3]。2番人気は[1−2−2−5]で3連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が4連対。過去5年の馬連は16倍、299倍、151倍、9倍、21倍で万馬券が2回出ている。

関西馬は[9−8−9−116]で17連対。関東馬は[1−2−1−13]、2番人気以内なら[1−2−1−0]で3着以内を確保。6番人気以下で3着以内に入ったのは全て関西馬。穴で前走条件戦4着以内の関西馬に注意。6番人気以下で連対した9頭のうち7頭が前走条件戦、そのうち6頭が連対していた。穴で前走芝1600〜2000mの条件戦で4番人気以内に支持され、最速上がりで連対し6番人気以下になった馬に注意。

レガレイラはホープフルSを14番手から最速の35.0秒で差し切って優勝。皐月賞は15番手から最速タイの33.9秒で上がって0.5秒差の6着。4コーナーから直線で馬群を捌きながら大外に持ち出すロスがあった。ダービーは13番手から最速の33.2秒で上がって0.6秒差の5着。押しても進んで行かず位置取りが悪くなり、直線で外に持ち出す大きなロスがあった。今回は牝馬同士でメンバーが楽になる。母ロカが尻つぼみだったのは気になるが、出遅れなどで位置取りが悪くなるようなことがなければ勝ち負けか。

クイーンズウォークはクイーンCを11番手から最速の33.4秒で差し切って優勝。桜花賞は直線で内を突いたが、ごちゃついて伸び切れなかった。オークスは5番手から7位の34.7秒で早めに抜け出したが、最後に一杯になって0.4秒差の4着。川田騎手が早めに動いて勝ちに行き、最後に甘くなった。522キロの大型馬で春の時点ではケリ値が足りなかったが、秋を迎えてどこまで成長してくるか。中内田厩舎のキズナ産駒でグレナディアガーズの半妹。過去10年で川田騎手は[3−0−1−4]、中京では[2−0−0−1]。

忘れな草賞勝ち馬タガノエルピーダ、フローラS2着馬ラヴァンダ、同3着馬カニキュル、チューリップ賞2着馬セキトバイースト、同3着馬ハワイアンティアレ、新馬、1勝Cを連勝したオーロラエックス、前走1勝Cを勝ったチェレスタ、フレミングフープなど。タガノエルピーダは忘れな草賞を4番手から早めに先頭に立ち、最速タイの35.3秒で上がって1分59秒4で2馬身半差で圧勝。オークスは先行して直線で一杯になり1.8秒の16着。過去10年でオークス10着以下は[1−1−0−18]で5、6番人気が連対している。

穴っぽいところではチェレスタ、フレミングフープはどうか。チェレスタは[2−1−1−0]で芝2000mでは2戦2勝。前走小倉芝2000mの1勝Cは3番手から最速の35.9秒で抜け出して優勝。未勝利戦でランスオブクイーン(オークス5着)に勝っている。西村淳騎手が騎乗する。フレミングフープは前走中京芝2000mの御在所特別を8番手から最速の33.5秒で差し切って優勝。2着アクアヴァーナルは1勝Cでチャレスタに0.2秒差の2着。セレクトセール2億2000万円のハーツクライ産駒で東スポ杯2歳S2着馬ダノンザタイガーの全妹。過去10年のローズSMデムーロ騎手は[0−0−0−5](4頭が2番人気以内)。

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