ファンタジーS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−2−2]で6連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]、2倍台は[1−2−1−1]、4倍以上は[0−1−1−1]。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[0−1−3−6]で1連対。6〜9番人気、10番人気以下が各4連対。過去5年の馬連は30倍、33倍、4倍、113倍、444倍で荒れている。過去2年は10−2番人気、15−9番人気で万馬券が飛び出した。

前走勝ち馬は[9−5−7−53]、2着馬は[0−4−1−12]で計18連対。前走3〜5着馬は[0−0−2−17]。前走OP以上で8、13着馬が巻き返したが、過去7年は全連対馬が前走連対していた。初勝利直後でも通用する。過去10年必ず道中4番手以内につけた馬が連対している。直線の長い外回りで大外一気も決まるが、前に行った馬が波乱を演出している。穴で8番枠より内に入った逃げ先行馬を絡めたい。

カワキタマナレアは札幌芝1200mの新馬、シンガポールTC賞を2連勝。新馬戦は5番手から最速の33.8秒で差し切って1分9秒0で3馬身半差で圧勝。シンガポールTC賞は8番手から最速の35.1秒で差し切って1分10秒1(稍重)で優勝。杉山佳厩舎のヘニーヒューズ産駒でカワキタレブリー(NHKマイルC3着)の半妹。416キロの小柄な牝馬だが、末脚がしっかりしている。3戦連続で鮫島駿騎手が騎乗する。

ゴージャスは中京芝1600mの新馬戦を7番手から2位タイの34.0秒で差し切って1分36秒7で優勝。前半5F62.3秒のスローペースだったが、外から豪快に差し切った。ローレルRで3000万円で募集された四位厩舎のゴールドシップ産駒。白毛で見た目がゴージャス。今年の2歳戦で四位厩舎は[1−2−3−8]でゴージャスの1勝のみ。初の芝1400m、新馬戦とは違う流れで切れる脚を使えるかがカギになる。

りんどう賞勝ち馬ヴーレヴー、同3着馬ダンツエラン、ききょうS勝ち馬スリールミニョン、函館2歳S5着馬カルプスペルシュ、カンナS2着馬モズナナスター、新馬戦勝ち馬ラヴェンデル、未勝利戦勝ち馬ウォーターエアリー、ウォーターガーベラなど伏兵は数多い。ヴーレヴーはシンガポールTC賞でカワキタマナレアに0.3秒差の2着。前走りんどう賞は7番手から最速タイの33.8秒で差し切って1分21秒8で優勝。セレクトセール4290万円の武幸厩舎のサトノクラウン産駒。前走勝ったコース、シュタルケ騎手で重賞制覇なるか。

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