武蔵野S
レース回顧

エンペラーワケアは6枠10番から5番手につけ、直線で狭い内の馬群を割ってメンバー5位の36.5秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分36秒0。ドルチェモアが逃げて前半3F33.8秒、5F58.9秒。後方に13.1-12.9秒と流れが緩んでラスト2F12.0-12.2秒。前が残りやすい展開になったが、2、3着に追い込み馬が突っ込んだ。エンペラーワケアは好位から馬群を割って抜け出して重賞2勝目。根岸S勝ち馬が初のダ1600mを克服して単勝1.7倍の断然人気に応えた。好位から抜け出すレースが板についており、ダートでは[7-2-0-0]でまだ連対を外していない。今後は休養して来年春はフェブラリーSが目標になる。

カズペトシーンは14番手からメンバー最速の35.3秒で大外から追い込んで0.2秒差の2着。2、3勝Cを連勝して昇級戦で重賞初挑戦だったが、強烈な末脚を繰り出して5番人気で激走した。勝ったエンペラーワケアの上がりを1.2秒上回ったことを評価したい。近走最速上がりを連発しており、着実にパフォーマンスを引き上げている。今後は休養して来年1月後半のプロキオンS(中京ダ1800m)を目指す予定。

ペリエールは10番手の外からメンバー2位タイの36.1秒で上がって0.2秒差の3着。2着とはハナ差。同コースのユニコーンS勝ち馬が4番人気で激走した。これで東京ダートは[3-1-3-1]で昨年の武蔵野S9着を除き3着以内を確保。国内の良馬場のダートでは[4-1-1-1]で安定して走っている。稍重以上のダートでは[0-0-3-1]で3着止まり。

ペイシャエスは3番手からメンバー10位の37.1秒で上がって0.4秒差の4着。先行してしぶとく伸びたが、後半にラップが緩んで上がり勝負に傾いたことが堪えた。ただし前走エルムSで最後にひと伸びして強い勝ち方をしただけに物足りなさもある。

タマモロックは後方から外を回って7番手に押し上げ、3、4コーナーで大外を回って押し上げたが、直線で一杯になって0.8秒差の8着。上がりはメンバー11位の37.2秒。前半に脚を使って押し上げ、勝負どころで大外を回って押し上げたことで直線で伸びなかった。テン乗りのムーア騎手がモロに影響している。ムーア騎手は日本初日は時差ボケなのか不振に終わることが多い。今後はひと息入れてどこかで賞金を加算し、フェブラリーSを目指すことになりそうだ。

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