東スポ杯2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[4−1−2−3]で5連対。過去5年は[3−0−1−1]でコントレイル、ダノンザキッド、イクイノックスが勝っている。2番人気は[1−4−1−4]で5連対、3番人気は[0−0−3−7]で連対なし。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は7、8、8番人気。過去5年の馬連は3倍、13倍、12倍、24倍、94倍。紛れが少ないコースで10倍前後が多いが、時々人気薄が連対して荒れている。
連対馬17頭が前走1着、全馬が前走3着以内に入っていた。前走人気で勝った馬が連勝することが多い。前走2、3着から連対した4頭は前走OP以上だった。前走4着以下は[0−0−0−12]で不振。前走新馬戦[5−4−4−24]で9連対。素質があればキャリアは問われない。過去5年のうち4年で前走芝1800mの新馬戦を最速上がりで勝った馬が勝っている。前走未勝利戦は[0−3−2−19]で勝った馬はいない。
クロワデュノールは東京芝1800mの新馬戦を2番手から最速の33.8秒で抜け出して1分46秒7で2馬身半差で圧勝。前半5F61.3秒、後半5F57.3秒で全て11秒台のラップ。2着アルレッキーノは新潟の未勝利戦を7馬身差で圧勝したが、サウジアラビアRCで5着に終わった。サンデーRで5000万円で募集された斉藤崇厩舎のキタサンブラック産駒。再度北村友騎手が騎乗する。1番人気であっさりもあるか。
レッドキングリーは東京芝2000mの新馬戦を2番手から2位の33.4秒で抜け出して2分2秒4(稍重)で4馬身差で圧勝。前半5F63.2秒、後半5F59.2秒、ラスト3Fは11.3−11.3−11.2秒で尻上がり&持続ラップ。東京ホースRで3800万円で募集された木村厩舎のサートゥルナーリア産駒でレッドレオンの半弟。パドックでは雄大な馬体が目立ち、落ち着き十分だった。ルメール騎手に乗り替わる。
中京芝2000mの新馬戦を勝ったサトノシャイニング、札幌2歳S3着馬ファイアンクランツ、新潟芝1800mの新馬戦を勝ったジーティーマン、東京芝1800mの未勝利戦を勝ったプレシャスデイ、福島芝1800mの新馬戦を勝ったデルアヴァーなど。サトノシャイニングは中京芝2000mの新馬戦を3番手から最速の33.7秒で抜け出して2分4秒3で快勝。杉山晴厩舎のキズナ産駒。今年の2歳戦で杉山晴厩舎は[9−6−1−18]、3番人気以内なら[9−4−1−7]。再度松山騎手が騎乗する。
ファイアンクランツは札幌芝1800mの新馬戦を早め先頭から押し切って1分50秒5(重)で勝ち、札幌2歳Sを後方から捲って1分50秒2(重)で0.2秒差の2着。少し出遅れた後に寄られて位置取りが悪くなったことが堪えた。サンデーRで5000万円で募集された堀厩舎のドゥラメンテ産駒。東京の高速馬場がカギになる。ジーティーマンは新潟芝1800mの新馬戦を2番手から5位の34.1秒で抜け出して1分47秒8で優勝。セレクトセール6380万円のモーリス産駒。西村淳騎手に乗り替わる。
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