京阪杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。3歳馬は[2−1−0−0]だが、4歳以上は[0−2−0−5]で未勝利。2番人気は[2−0−0−8]で2連対、3番人気は[1−3−0−6]で4連対。6〜9番人気が2連対、10番人気以下が4連対。過去5年の馬連は19倍、15倍、84倍、40倍、14倍。近年の傾向から10倍前後を押さえ、人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。

3歳[2−2−0−15]、4歳[3−4−2−26]、5歳[3−2−5−43]、6歳[2−0−3−32]、7歳以上[0−2−1−22]。6歳以上で3着以内に入った8頭のうち5頭が10番人気以下。穴で高齢牡馬に注意。10番人気以下は[1−3−5−70]。14年は5−11−15番人気で3連単202万、17年は9−6−14番人気で167万馬券が飛び出した。3連単は10番人気以下を絡めて超大穴が狙える。

ウインカーネリアンは初の芝1200mとなった高松宮記念で2番手からしぶとく伸びて0.7秒差の4着。重馬場だったが、前に行くスピードを見せた。前走スワンSは前半3F34.0秒で逃げ、直線で伸び切れず0.3秒差の6着。1〜3着は追い込み馬。アグリにマークされて飛ばし過ぎたか。先週日曜に三浦騎手は[3−1−3−3]、芝では[3−0−1−1]。叩き2戦目は[2−1−0−4]。逃げて粘り込むか。

ビッグシーザーは芝1200m[5−2−3−6]、京都芝1200mは[2−0−1−2]で淀短距離S、オパールSを優勝。前走オパールSは3番手から9位の33.9秒で抜け出して1分7秒4で優勝。昨年の京阪杯は前半3F33.7秒で逃げて0.5秒差の5着。内が荒れた馬場で外から一気に交わされた。今週からB→Cコースに変更され、荒れた内がカバーされる。前走より1キロ軽い57キロ。北村友騎手が騎乗する。

キーンランドC2着馬エイシンスポッター、アイビスSD勝ち馬モズメイメイ、CBC賞勝ち馬ドロップオブライト、同3着馬グランテスト、葵S2着馬ペアポルックス、北九州記念4着馬カンチェンジュンガ、昨年ノオーシャンS勝ち馬ヴェントヴォーチェなど伏兵は多士済々。エイシンスポッターはキーンランドCでモレイラ騎手が内から捌いて0.3秒差の2着。昨年の京阪杯は16番手から最速の32.2秒で追い込んで0.4秒差の4着。展開、位置取り、コース取りがカギになる。テン乗りのドイル騎手が騎乗する。

モズメイメイは今夏北九州記念3着、アイビスSD1着、セントウルS3着。前走スプリンターズSは追い込むレースになり0.6秒差の10着。京都芝1200mでは葵Sをロケットスタートで逃げて1分7秒1で勝っている。鞍上は国分恭騎手。ドロップオブライトはCBC賞を3番手の内から抜け出して1分7秒5で優勝。福永厩舎のトーセンラー産駒。2キロ増の56キロがどう出るか。グランテストは京都芝1200m[2−1−0−1]で前走オパールSは0.1秒差の4着。2キロ増の55キロになるが、得意の京都でひと押しがあれば。

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