ホープフルS
レース展望

過去10年で1番人気は[6−1−0−3]で7連対。単勝1、2倍台は[4−1−0−1]で堅実。G1昇格後は[5−0−0−2]で5勝を挙げている。昨年は牝馬のレガレイラが制した。2番人気は[2−2−3−3]で4連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は8倍、6倍、12倍、645倍、5倍。22年は14−7番人気で大波乱になった。

前走勝った馬は[6−9−9−70]で連対した15頭のうち12頭が前走1番人気だった。前走2着は[2−1−0−7]で1、2、7番人気が連対。前走3、4着は[2−0−0−18]で1、14番人気が連対。前走5着以下は[0−0−1−25]で不振。関東馬[3−4−5−55]、関西馬[7−6−5−63]。G1に昇格後は関東馬[1−1−4−36]、関西馬[6−6−3−50]。前走連対した人気の関西馬に注目。

過去10年でノーザンF生産馬は[8−4−6−25]で1、1、1、1、2、2、3、14番人気が勝ち、2、3、3、4番人気が2着、2、2、2、4、6、9番人気が3着。アマキヒ、クロワデュノール、ジュタ、ジュンアサヒソラ、マジックサンズが該当する。社台F生産馬は[0−0−1−18]で8番人気が3着。マスカレードボールが該当する。社台白老F生産馬は[1−0−0−2]で1番人気が1着。リアライズオーラムが該当する。

社台馬主の馬はサンデーRがクロワデュノール(北村友騎手)、マジックサンズ(佐々木騎手)、社台RHはマスカレードボール(戸崎騎手)。過去10年でサンデーRは[3−1−2−2]で3番人気以内なら[3−1−1−1]。社台RHは[0−0−1−1]で8番人気が3着。今年はサンデーRがクロワデュノール、マジックサンズ、社台RHがマスカレードボールが出走。3頭とも3番人気以内になりそうだ。ノーザンF生産馬が強いレース。社台馬主の人気馬を負かす馬がいるのかが焦点。

クロワデュノールは東京芝1800mの新馬戦を2番手から最速の33.8秒で抜け出して1分46秒7で2馬身半差で圧勝。前半5F61.3秒、後半5F57.3秒で全て11秒台のラップ。東スポ杯2歳Sは3番手から最速タイの33.3秒で抜け出して1分46秒8で優勝。新馬戦圧勝したのはダテではないことを示した。前走は休み明けで馬体が24キロ増えていた。絞れれば上積みが見込める。サンデーRで5000万円で募集された斉藤崇厩舎のキタサンブラック産駒。初の右回りがどう出るか。北村友騎手は4年ぶりのG1制覇なるか。

マジックサンズは函館芝1800mの新馬戦を6番手から押し上げ、最速の35.3秒で差し切り1分54秒0(稍重)で2馬身差で圧勝。札幌2歳Sは6番手から勝負どころで2番手に押し上げ、3位の36.6秒で上がって1分50秒3(重)で優勝。ハナ差の2着のアルマヴェローチェは阪神JFを制した。サンデーRで6000万円で募集された須貝厩舎のキズナ産駒で桜花賞2着馬コナコーストの半弟。今年の2歳重賞で佐々木騎手は[3−0−0−1]で函館2歳S、札幌2歳S、サウジアラビアRCを優勝。初の良馬場がどう出るか。

新馬、アイビーSを連勝したマスカレードボール、アイビーS2着馬ピコチャンブラック、京都2歳S2着馬ジョバンニ、黄菊賞2着馬ヤマニンブークリエ、コスモス賞勝ち馬アスクシュタイン、芙蓉S勝ち馬ジェットマグナム、百日草特別勝ち馬ショウナンマクベス、東京芝2000mの新馬戦を勝ったアマキヒ、東京芝1800mの新馬戦を勝ったジュタなど伏兵は多士済々。マスカレードボールはアイビーSを3番手から最速の33.4秒で抜け出して1分45秒8で優勝。社台RHで8000万円で募集された手塚厩舎のドゥラメンテ産駒でマスクトディーヴァの半弟。過去10年で戸崎騎手は[0−0−1−7]、手塚厩舎は[1−1−2−0]。

ピコチャンブラックは福島芝2000mの新馬戦を前半5F63.7秒のスロー逃げ、最速の35.0秒で上がって2分3秒6で7馬身差で圧勝。前走アイビーSは2番手から2位タイの33.9秒で上がって0.2秒差の2着。マスカレードボールに切れ負けした。上原佑厩舎のキタサンブラック産駒。新馬戦を圧勝した芝2000mで巻き返すか。川田騎手に乗り替わる。ジョバンニは前走京都2歳Sで出遅れて最後方から3、4コーナーで5番手に押し上げると2位タイの34.3秒で上がって0.2秒差の2着。2戦連続でエリキングに先着された。杉山晴厩舎のエピファネイア産駒でマテンロウアレス、セキトバイーストの半弟。松山騎手が騎乗する。

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