高松宮記念
レース展望
過去10年の1番人気は[1−1−1−7]で2連対。過去8年は[0−1−1−6]で1連対のみ。道悪では[0−1−1−4]で未勝利。2番人気は[2−5−0−3]で7連対、3番人気は[1−1−3−5]で2連対。連対馬14頭が5番人気以内、残る6頭は6、6、8、9、12、12番人気。過去5年は重&不良馬場で馬連は91倍、10倍、135倍、79倍、21倍で荒れている。かなり波乱傾向が強い。
連対馬14頭が前走連対。前走G3連対馬が活躍。前走7、8、15着から連対した馬はファルコンS勝ち馬、シルクロードS(中京)3着馬、高松宮記念勝ち馬。中京芝1200m重賞で実績があれば巻き返す。6番人気以下で連対した6頭のうち4頭にスプリントG1で連対があった。さらに6頭のうち4頭が前走オーシャンSまたはシルクロードSで2〜4着に負けていた。穴でこれらを満たす5〜7歳牡馬を絡めたい。
ナムラクレアはスプリント[0−2−2−1]で高松宮記念は2、2着、スプリンターズSは5、3、3着。昨年の高松宮記念は内ラチ沿いの10番手から最速の33.2秒で上がって頭差の2着。昨年のスプリンターズSは12番手から最速の33.2秒で追い込んでクビ+クビ差の3着。前半ごちゃついて位置取りが悪くなったことが堪えた。前走阪神カップは大外から3位の33.3秒で差し切って1分20秒2で優勝。休み明けは[3−2−1−1]、2戦目は[0−2−3−1]。休み明け、2戦連続ルメール騎手でG1初制覇なるか。
サトノレーヴは芝1200m[6−1−1−1]で昨年函館スプリントS、キーンランドCを連勝してサマースプリントシリーズ優勝。函館スプリントSは3番手から4位タイの34.6秒で内からスパッと抜け出して1分8秒4で優勝。キーンランドCは4番手から6位タイの34.0秒で抜け出して1分7秒9で優勝。昨年のスプリンターズSは8番手から9位の33.8秒で上がって0.4秒差の7着。出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えた。前走香港カップは0.1秒差の3着。枠順と位置取りがポイントになる。鞍上はモレイラ騎手。
昨年の高松宮記念勝ち馬マッドクール、昨年のスプリンターズS勝ち馬ルガル、同2着馬トウシンマカオ、オーシャンS勝ち馬ママコチャ、同2着馬ペアポルックス、同3着馬ウイングレイテスト、京阪杯勝ち馬ビッグシーザー、阪急杯勝ち馬カンチェンジュンガ、シルクロードS勝ち馬エイシンフェンサー、北九州短距離S勝ち馬キタノエクスプレスなど伏兵は多士済々。過去5年は重、重、重、不良、重で行われたが、今年は土日とも雨は降らない予報。6年ぶりに良馬場でのレースになりそうだ。今週からA→Bコースに変更される。
マッドクールは23年スプリンターズSでママコチャにハナ差の2着。昨年の高松宮記念は内ラチ沿いの3番手から2位タイの33.7秒で上がって1分8秒9(重)で優勝。中京芝1200mは[3−0−1−1]。過去10年で6歳馬は[2−3−4−36]、3番人気以内なら[1−1−2−2]。ルガルはスプリンターズSを3番手から11位の34.2秒で抜け出して1分7秒0で優勝。前半3F32.1秒のハイペースだった。昨年の高松宮記念は10着に終わったが、レース後に骨折が判明した。西村淳騎手が強気に先行して粘らせるか。
トウシンマカオは昨年セントウルSを1分7秒7でママコチャに勝ち、スプリンターズSで内ラチ沿いの7番手から3位タイの33.5秒で上がってクビ差の2着。短距離で活躍が目立つビッグアーサー産駒。重賞4勝は全て外枠、昨年のスプリンターズSは2番枠。枠順と横山武騎手がカギになる。ママコチャは芝1200m[2−2−0−2]で前走オーシャンSを3番手から抜け出して1分7秒1で優勝。昨年のセントウルSはトウシンマカオの2着に負けたが、同斤の57キロだった。川田騎手では[2−0−0−4]で勝つか負けるか両極端。
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