京都新聞杯
レース展望
過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。480キロ以上は[2−1−0−1]だが、479キロ以下は[0−2−0−4]で勝った馬はいない。2番人気は[2−2−3−3]で4連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は42倍、7倍、75倍、6倍、119倍で堅いか中穴以上か両極端。メンバーレベルが低ければ、穴狙いに徹したい。
連対馬16頭が前走5着以内。前走6着以下から連対した4頭のうち3頭は前走重賞で7、10、10着、1頭は1勝クラス6着。4頭とも2走前に3着以内を確保していた。2戦連続で4着以下に終わった馬は不振。連対馬は1勝馬が10頭、2勝馬が9頭、3勝馬が1頭。1、2勝馬が互角だが、穴をあけるのは1勝馬。連対した1勝馬は5頭が7、7、8、9、11番人気だった。穴で1勝クラス以上で4着以内がある1勝馬に注意。
トッピボーンは中京芝2000mの未勝利戦、阪神芝2000mの1勝Cを2連勝。前走は出遅れた後に寄られて離れた最後方を進み、4コーナーで2頭を交わして5番手に押し上げると最速の34.5秒で差し切って1分57秒9で4馬身差で圧勝。上がり2位を1.1秒上回る末脚は強烈だった。武豊騎手は「全部がうまく運べばダービーに間に合うかもしれません」とコメント。リアルスティール産駒からまた大物が飛び出すか。
キングスコールは札幌芝1800mの新馬戦1分47秒8のレコードで3馬身差で圧勝。2着テリオスララは阪神JFで3着に入った。スプリングSは出遅れて後方から4コーナーで3番手に押し上げ、8位タイの38.1秒で上がって0.3秒差の3着。前走皐月賞は出遅れて4コーナー17番手から2位タイの33.9秒で追い込んで0.7秒差の7着。デビューから3戦騎乗した藤岡佑騎手から坂井騎手に乗り替わって一変に注意。
新馬、大寒桜賞を連勝したエムズ、毎日杯3着馬ネブラディスク、ひさめゆり賞勝ち馬デルアヴァー、きさらぎ賞4着馬ショウヘイ、エリカ賞勝ち馬ナグルファルなど。エムズは大寒桜賞を2番手から最速の34.4秒で抜け出して2分13秒6で3馬身半差で圧勝。池江厩舎のドゥラメンテ産駒でダノンファンタジーの半弟。3連勝でダービー出走を決めるか。テン乗りの松山騎手に乗り替わる。ネブラディスクは共同通信杯4着、毎日杯3着。福永厩舎のドゥラメンテ産駒でリスグラシューの半弟。武豊騎手からシュタルケ騎手に乗り替わる。
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