スワンS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。8枠は[1−2−0−0]だが、1〜4枠は[0−0−1−4]で不振。2番人気は[4−1−1−4]で5連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。6番人気以下で連対した馬は6、6、8、10、10、11.12番人気。過去5年の馬連は348倍、25倍、106倍、94倍、85倍でかなり荒れている。近年の傾向から人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

前走勝ち馬は[2−1−2−18]で3連対。前走重賞勝ち馬は[0−1−1−3]で1連対のみ。前走4〜6着が5連対、7〜9着が6連対。前走負けた馬の巻き返しが多い。前走10着以下から連対した2頭は前走G1だった。連対馬14頭に重賞勝ち、残る6頭のうち4頭に重賞3着以内があった。これらを満たさない2頭は芝1400mのOP特別で連対があった。G2でレベルが高く、重賞実績、芝1400m実績が問われる。

アドマイヤズームはデビューから全て芝1600mを使われ[2−1−0−2]で朝日杯FSを2番手から最速の33.6秒で抜け出して1分34秒1で2馬身半差で圧勝。ニュージーランドTは4番手からしぶとく伸びて1分32秒4で走ってクビ差の2着。前走NHKマイルCは前半5F56.4秒のハイペースで先行して1.0秒差の14着。G1馬でも3歳馬で55キロで出走できる。初の芝1400mで流れが速くなったときに最後までいい脚を使えるかがカギ。デビューから全て騎乗した川田騎手から坂井騎手に乗り替わる。

ウインマーベルは芝1400m[4−1−0−3]で阪神カップ、阪急杯、京王杯SCを4、5番手から抜け出して勝っている。昨秋はスプリンターズS5着の後、マイルCSで3着に入った。今年は1351ターフスプリントでアスコリピチェーノに頭差の2着。前走安田記念は逃げて0.4秒差の5着。昨年の京王杯SC以降は5、3、8、2、5着で勝っていないが、G1、G2で善戦を続けている。過去10年で6歳馬は[1−3−3−27]で昨年10番人気のウイングレイテストが優勝。松山騎手が強気な騎乗で持ってくるか。

新潟日報賞を圧勝したワールズエンド、昨年のスワンS2着馬オフトレイル、チャーチルタウンズC勝ち馬ランスオブカオス、同2着馬アルテヴェローチェ、京王杯SC3着馬ロジリオン、阪急杯2着馬アサカラキング、昨年の京王杯SC2着馬レッドモンレーヴ、フィリースレビュー勝ち馬ショウナンザナドゥ、橘S勝ち馬ムイなど伏兵は数多い。ワールズエンドは前走新潟日報賞を前半3F34.4秒で逃げ、2位の33.2秒で上がって1分19秒1で3馬身半差で圧勝。京都芝は全て芝1600mで3戦3勝。昇級戦になるが勢いで突破するか。

オフトレイルは京都芝1400mのスワンS、阪神カップで追い込んで2、3着。前走関屋記念は11番手から2位タイの32.7秒で上がってクビ差の2着。直線が平坦な京都&新潟では[2−4−1−0]。差しが決まるレースになれば。ランスオブカオスは朝日杯FS3着、きさらぎ賞3着、チャーチルタウンズC1着、NHKマイルC5着。NHKマイルCは外が伸びる馬場で内枠から内を通っている。芝1400mは京都の新馬戦を1分22秒5で2馬身半差で圧勝。過去10年で3歳馬は[3−1−1−12]で2、2、5番人気が優勝。

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