京都2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。前走芝1800mは[3−2−1−0]だが、芝2000mは[1−0−0−3]で取りこぼしが多い。2番人気は[1−2−2−5]で3連対、3番人気は[3−2−2−3]で5連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は9、10番人気。過去4年の馬連は189倍、47倍、73倍、5倍で荒れた3年は10、14、15頭立てだった。今年は12頭立てになりそう。
キャリア1戦[3−1−4−19]、2戦[5−7−4−26]、3戦[2−1−0−19]、4戦[0−0−2−6]。キャリア1戦の1番人気は[1−0−0−3]で1連対のみ。キャリア2戦は1番人気なら[3−1−1−0]。459キロ以下は[0−0−2−16]。21年は1番人気のトゥデイイズザデイが6着。460〜479キロが10連対、480〜499キロが7連対。5番人気以内の480キロ前後の中型馬に注目。
バルセシートは京都芝1600mの新馬戦を8番手から最速の34.8秒で差し切り1分33秒6で3馬身半差で圧勝。前半5F58.2秒、上がり35.4秒、ラップは12.0−12.0−11.4秒。キャロットFで1億円で募集された松下厩舎のキズナ産駒でレシステンシアの半弟。過去10年で前走芝1600mは[0−1−0−9]。社台が北村友騎手からCデムーロ騎手に替えてきた。今年の2歳重賞でCデムーロ騎手は社台の馬に騎乗し[1−1−0−0]。距離延長を克服できるかと馬体が459キロ以下にならないかがカギ。
ウイナーズナインは新馬、芙蓉Sを2連勝。小倉芝2000mの新馬戦を2番手から最速の34.6秒で抜け出して2分5秒1で優勝。芙蓉Sは6番手から最速の34.9秒で差し切って2分00秒3で優勝。3着まで同タイムの接戦だった。前半5F60.8秒、後半5F59.5秒、上がり35.4秒、ラップは11.9−11.6−11.9秒。小栗厩舎のエピファネイア産駒で近親にヴェロックス(3冠2、3、3着)がいる。小栗厩舎は重賞[0−1−1−20]、2歳重賞は[0−1−0−5]。テン乗りの西村淳騎手に乗り替わる。
コスモス賞勝ち馬アスクエジンバラ、紫菊賞2着馬サトノアイボリー、東京芝2000mの新馬戦を勝ったゴーイントゥスカイ、阪神芝2000mの新馬戦を勝ったフリーガー、京都芝1800mの新馬戦を勝ったジャスティンビスタ、今日と芝2000mの未勝利戦を圧勝したメイショウソラリス、中京芝2000mの未勝利戦を勝ったカラペルソナ、芙蓉S4着馬ロックターミガンなど伏兵は数多い。今週もCコースで行われる。先週のマイルCSは1分31秒3で決着。馬場の内が荒れているが、硬い馬場で時計、上がりとも速い。
サトノアイボリーは前走紫菊賞で3番手から最速タイの36.1秒で上がってクビ差の2着。走破タイム1分59秒3はレコード。セレクトセール9240万円の杉山晴厩舎のエピファネイア産駒で母はホエールキャプチャ。3戦連続で団野騎手が騎乗する。フリーガーは新馬戦を4番手から最速の35.3秒で差し切り2分1秒5で優勝。2着エアビーアゲイルは次走未勝利戦1着。矢作厩舎はコントレイル産駒を2頭出し。今年のJRA重賞で矢作厩舎は[0−1−4−42]。23、24年は重賞1勝だったが、勝ったのはいずれも11月だった。
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