NHKマイルC
レース回顧
ロデオドライブは17番枠スタートから14番手の外を進み、直線で大外からメンバー最速の33.3秒でアスクイキゴミとの叩き合いをハナ差で制した。勝ちタイムは1分31秒5。ユウファラオが逃げて前半3F33.7秒、5F56.9秒の速い流れ。上がりは34.6秒、ラップは11.7−11.5−11.4秒で尻上がり。馬場の内側が荒れており、馬場のいいところを走れる外枠の馬が有利なレースになり、17−16−11番枠の3頭で決着した。道中馬場のいいギリギリのところを通って7、11、14番手につけた馬が3、2、1着に入った。流れが速くなったことで後方でタメた馬が有利になった。
ロデオドライブは中山で3戦して2、3、3番手につけていたが、17番枠、速い流れで後方でタメるレースになたが、大外から豪快に差し切ってG1初制覇。これで芝1600mは[3−1−0−0]で上がりは全て最速。中山の1勝Cを好位から最速の33.5秒で抜け出し1分32秒1の好タイムで3馬身差で圧勝したのはダテではなかった。昨年はニュージーランドTを1分32秒4で勝った辻厩舎のイミグラントソングがNHKマイルCで11着に終わったが、ロデオドライブは初の東京で切れる脚を使って3歳マイル王に輝いた。今年6年目の辻調教師(中山得意な馬が多い)はG1初制覇となった。秋は富士SあたりからマイルCSを目指すことになりそうだ。
アスクイキゴミは16番枠スタートから11番手の外を進み、メンバー2位タイの33.5秒で上がってハナ差の2着。直線で先に抜け出したアドマイヤクワッズを交わして先頭に立ったが、最後にロデオドライブに交わされた。新馬戦は4番手、チャーチルタウンズCは2番手につけて勝った馬が、前2走とは全く違う速い流れで後方から切れる脚を使い、1分31秒5の速いタイムで走って2着に突っ込んだのだから大したもの。キャリア2戦で臨んだG1で大きくパフォーマンスを引き上げた。藤原英厩舎のロードカナロア産駒。次走は安田記念に向かう予定。安田記念で3歳馬は11年にNHKマイルC3着のリアルインパクトが制している。
アドマイヤクワッズは11番枠から7番手の外を進み、メンバー6位タイの34.2秒で上がって0.2秒差の3着。皐月賞は15着に終わったが、穴馬で狙って正解だった。想定より流れが速くなったぶん後方でタメた馬に有利になり2頭に差されたが、7番手から直線で一旦は抜け出しておりレースぶりは良かった。中山のように芝丈が長くボコボコしている馬場では走れないが、パンパンの良馬場なら堅実に走るタイプ。弥生賞3着、皐月賞15着は馬場の影響もある。しばらくは芝1600〜1800mを使い、その後距離を延ばす可能性がありそうだ。
ローベルクランツは10番手の外からメンバー5位の34.1秒で上がって0.4秒差の4着。道中アドマイヤクワッズの後ろから伸びたが、1、2着馬ほど切れる脚を使えなかった。毎日杯で2番手から2位の33.4秒で上がって2着に入ったが、今回は差すレースで4着に入りパフォーマンスを引き上げた。中京芝2000mの未勝利戦を圧勝した馬で本来は中距離が合うタイプ。
ダイヤモンドノットは4番手からメンバー11位タイの34.8秒で上がって0.5秒差の5着。好位につけて自分のレースに徹したが、直線で伸び切れなかった。道中荒れたところを通ったことも堪えている。川田騎手は芝1600mは長いとコメント。芝1400mは[3−1−0−0]で京王杯SC、ファルコンSを優勝。秋はスワンS、阪神カップを狙うことになりそうだ。
エコロアルバは出遅れて15番手を進み、大外からメンバー4位の33.7秒で上がって0.7秒差の9着。出遅れて位置取りが悪くなり、道中荒れたところを通ったこともあり、直線で伸び切れなかった。土曜から馬場のいいギリギリのところを通った馬が有利な傾向が続いていたが、騎手はパトロールビデオを見ていないのか。調教は動いていたが、パドックでは少し緩めの仕上がりだった。
[Home]