新潟大賞典
レース回顧
グランディアは8番手の馬込みを進み、メンバー2位タイの33.7秒で馬群を割って抜け出しレースを制した。勝ちタイムは1分58秒9。ラインベックが逃げて前半5F60.4秒の緩い流れ。後半5F58.5秒、上がり34.0秒、ラップは11.1−11.2−11.7秒。内が荒れた馬場で各馬内をあけて馬場の真ん中あたりに馬が集中し、最後は激しい叩き合いになった。
グランディアは中団で脚をタメ、直線で狭いところを捌いて抜け出して優勝。ディセンバーS2着、大阪城S3着で接戦したドラゴンブーストはマイラーズCで2着に入った。中団でタメて終いを生かすレースが板につき、レースぶりが安定してきている。近走善戦止まりが続いていた馬が西村淳騎手に乗り替わって2戦目で重賞初制覇。騎手による部分も大きいのだろう。調教診断2位評価。調子も良かったのだろう。
バレエマスターは12番手からメンバー最速の33.4秒で上がってクビ差の2着。直線でグランディアが抜け出した後ろから伸びて最後はクビ差まで迫った。近走不振が続いていたが、昨年の新潟記念(57キロ)で10番手から5位の32.8秒で上がって1分58秒3で走ってシランケドに0.3秒差の7着。今回は55キロだった。関越Sで3位の32.4秒で上がって3着に入ったように新潟外回りの瞬発力勝負が合うのだろう。
フクノブルーレイクは6番手からメンバー5位の33.9秒で上がってクビ+クビ差の3着。直線で外から伸びてきたが、グランディアを交わせず、最後にバレエマスターに交わされた。前走東京芝2000mの府中S(58キロ)で6番手から1分57秒7で走って5着に入ったが、今回は格上挑戦で5キロ減の53キロだった。スプリングS2着馬で地力もあるのだろう。例年よりタフな馬場になったこともプラスに働いている。
ドゥラドーレスは出遅れた後に荒れた内を通って8番手に押し上げ、メンバー2位タイの33.7秒で上がって0.2秒差の4着。直線で荒れた内から伸びてきたが、外から伸びた馬に追いつけなかった。出遅れて前半脚を使ったこと、道中荒れた内を通ったことが堪えている。G2で2回、G3で2回2着があるため、ハンデ58キロ。重賞未勝利馬に58キロは重かったか。ただし最も影響したのはルメール騎手の出遅れ。レース後に右前脚球節部の第一指骨剥離骨折が判明した。
シンハナーダは11番手からメンバー13位の34.8秒で上がって1.1秒差の14着。直線で外から伸びかけたが、ラスト1Fで一杯になって失速した。昨年新潟芝2000mの魚沼S(3勝C)を14番手から最速の32.7秒で差し切り1分58秒2で勝ったが、国枝厩舎から木村厩舎に転厩したことが影響したのか、本来の走りではなかった。木村厩舎は昨年43勝、今年は7勝でかなり成績が落ちているため注意したい。
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