最近激走した穴馬
■最近激走した穴馬の予想コメント
会員の方からは自分では考えつかない穴馬を教えてくれると言われています。
★新潟１１Ｒ 新潟２歳Ｓ
穴マイネイサベル １着（９人気）
穴馬マイネイサベルを狙います。今年最初の新潟芝の新馬戦を勝った馬。差し馬向きの速い流れで３番手につけ、勝負どころで馬群に沈みかけましたが、直線で盛り返し、最後は外から鋭く伸びてきたポピュラーストックとの叩き合いを制しました。普通なら負けていてもおかしくないレース。２着馬は次走未勝利戦を楽勝し、７着キッズニゴウハンは次走芝１６００ｍの未勝利戦を好タイムで勝っています。７月半ばの早い時期に激しい競馬をして勝ったことに注目。これは仕上げが進んでいる証拠で完成度が高いことを意味します。マイネルの馬ですから、普通ならダリア賞を使いますが、ここまで待って重賞を獲りにきました。新潟は最終週でも上がりが速く、基本的には切れる馬が有利ですが、関屋記念、新潟記念は前につけてしぶとい脚を使った馬が勝っています。直線が長いため、一瞬の脚では届かず、持続力としぶとさが問われるコース。マイネイサベルは前走見せたしぶとさが外回りコースで威力を発揮するはずです。夏の新潟で６勝と好調な水野厩舎の管理馬で新潟外回りが得意な松岡騎手。人気はありませんが、激走があるとみています。
★中山１１Ｒ セントライト記念
穴ヤマニンエルブ ２着（３人気）
穴はヤマニンエルブ。前走の勝ちタイムは平凡でしたが、ラスト３Ｆは１２．４−１１．０−１１．４秒で最速の３４．８秒で上がっています。ゴールしたときはスピードに乗った状態だったことに注目。普通逃げ馬は最後一杯に粘り込むことが多いですが、ヤマニンエルブはひと味違う勝ち方でした。前脚の書き込みが異常に強く、それによってストライドを大きくしてスピードに乗り、そのスピードを持続できます。さらに前走道中で息を入れることを覚え、直線で切れる脚を使いました。前走のように大逃げで一発があるとみています。
★中山１１Ｒ オールカマー
穴トウショウシロッコ ３着（６人気）
穴はトウショウシロッコ。中山芝２０００〜２２００ｍは［１−３−４−３］ですが、ひと桁馬番なら［１−２−４−０］で複勝率１００％。昨年のオールカマーは４着でしたが、外枠１３番でした。今年は２枠２番ですから馬券圏内があります。
★東京１１Ｒ 毎日王冠
穴ネヴァブション ３着（９人気）
穴はネヴァブション。宝塚記念はレベルの高いレースでしたが、０．５秒差の５着に入りました。ドリームジャーニーとは０．２秒差。メイショウベルーガ、スマートギア、ジャガーメイルには先着しています。昨年までＧ１ではジャパンＣの７着が最高だった馬が宝塚記念で５着に入ったことに注目。揉まれ弱い馬で多頭数になるＧ１では力を出せないレースが続いていましたが、宝塚記念では２枠３番から内でタメて直線で伸びてきました。７歳馬でもここにきてレースぶりに進境が窺えます。５００万条件を勝ってから日本で１３頭立て以下なら［６−１−０−０］で連対率１００％。少頭数で揉まれないと力をフルに発揮するタイプ。今回は１０頭立てでしかも内枠に入りました。休み明け、芝１８００ｍが嫌われて全く人気がありませんが、内から伸びて激走があるとみています。
★東京９Ｒ 東京ハイジャンプ
穴ビコーフェザー ３着（７人気）
穴はビコーフェザー。前走１２着に終わりましたが、右回りは走らないため度外視。２走前の新潟ジャンプＳでは直線でコウエイトライに斜行されて進路を塞がれ、３着に敗れました。勝ったコウエイトライの高田騎手が全場障害重賞制覇を達成しましたが、ビコーフェザーが勝てば白浜騎手が同じ記録を達成していました。今回は得意の左回りで仕切り直しの一戦。ＪＲＡはコウエイトライの隣枠に入れて真っ向勝負を示唆しています。今回もコウエイトライを徹底マーク。直線では末脚の威力の違いで差し切りがあるとみています。前走惨敗して人気が落ちたここが狙い目。
★京都１１Ｒ ファンタジーＳ
穴マルモセーラ １着（４人気）
穴馬マルモセーラを狙います。新馬戦は１６番人気でしたが、逃げてクビ差の２着に粘りました。逃げてラスト２Ｆが１２．０−１１．７秒でしたから脚を余しています。その後、３着モスカートローザは未勝利戦１着、萩Ｓ３着、４着アドマイヤサガスは未勝利戦１着、デイリー杯２歳Ｓ２着。マルモセーラは未勝利戦を逃げて１分２１秒９の好タイムで５馬身差で圧勝しました。稍重で前半３Ｆ３３．８秒のハイペースで逃げてラスト３Ｆが１２．０−１２．１−１２．３秒でほとんどラップが落ちなかったことに注目。これは心肺機能が高く、芝１４００ｍに高い適性があることを示しています。前走稍重、内回りで１分２１秒９で走りましたから、良馬場で外回りならタイムを詰められます。今年は昨年のタガノエリザベートのような強烈な決め手がある馬は不在。ハイペースで逃げて一発があるとみています。
★京都１１Ｒ マイルＣＳ
穴ゴールスキー ３着（６人気）
穴はゴールスキー。過去２４年で前走１６００万条件だった馬は［０−０−０−１１］。これを見て全くダメと考えるのは早計。２０００年以降に前走１６００万条件から出走したのは、０２年のデュランダル１０着、０６年のキンシャサノキセキ５着のみ。要するに１６００万条件を勝ったばかりの馬が出走できるということはそれだけ賞金の高いメンバーが揃っていないということです。ちなみに０２年のマイルＣＳは１１番人気のトウカイポイントが勝っています。さらにこれまで芝１６００ｍの条件戦を３連勝した馬がマイルＣＳに出走したことはありません。ゴールスキーはデータを破る可能性があります。豊栄特別を関屋記念より早いタイムで圧勝し、今回と同じコースの清水Ｓでは好位から楽々と差し切りました。２走とも前半５Ｆ５８秒台の流れで４番手からメンバー最速の３３．２秒、３３．４秒で上がったことに注目。普通なら後方から差した馬がメンバー最速の末脚を繰り出しますが、ゴールスキーは好位から繰り出しています。これは能力が規格外の可能性があるということを意味します。要するに普通の心肺機能ではないということです。半兄ゴールドアリュールも心肺機能の高い馬でした。この一族の特性を知っている池江郎調教師が３歳のこの時期に能力をＭＡＸに引き上げたのです。調教師は来年２月に引退します。ダノンヨーヨーの末脚はかなり切れますが、ゴールスキーが好位から高速ラップでまとめると逆転する可能性があります。福永騎手はマイル戦が最も得意。一発があるとみています。
★京都１１Ｒ 京阪杯
穴モルトグランデ ３着（５人気）
穴馬モルトグランデを狙います。前２戦芝１２００ｍのＯＰ以上を使われて［１−３−３−５］（降着は２着とカウント）。前７戦なら［１−３−２−１］で１０番手以内につけたレースは［１−３−２−０］で複勝率１００％。プレミアムボックス、グランプリエンゼル、ジェイケイセラヴィ、スカイノダンなど重賞実績のある馬に先着しています。これまで差して届かず２、３着に負けていた馬が前走メンバー最速の３３．４秒で差し切り、２着に０．３秒差をつけたことに注目。これは大きな変化で重賞を勝てるレベルに到達したことを示しています。前走の勝ちタイム１分７秒０は開幕週でも優秀。最終調教は坂路で絶好の動き。今の充実ぶりなら重賞初制覇のチャンス。中団から３３秒台の末脚で突き抜けるとみています。
★中山１１Ｒ ステイヤーズＳ
穴コスモヘレノス １着（５人気）
穴はコスモヘレノス。前走のＡＲ共和国杯は大外を回っていい脚を長く使い、２着ジャミールにクビ差の３着に入りました。５１キロの軽ハンデでしたが、力がないと大外を回って２分３０秒３で走ることはできません。別定戦で斤量は４キロ増えますが、１枠１番に入ったため、今度は内をロスなく回れそうです。地盤沈下が激しい長距離路線。今の調子＆勢いがあれば、５５キロでも激走があるとみています。過剰人気のトウカイメロディ、本調子にないフォゲッタブルは軽視します。
★中山１０Ｒ 中山大障害
穴タマモグレアー ２着（４人気）
穴はタマモグレアー。まだ障害キャリア４戦ですが、現在３連勝中。前に行ってバテないタイプで他馬が苦しくなってもしぶとい脚を使っています。中山は２戦前に経験済み。斤量６３キロ、初めての大障害コースなど課題はありますが、前に行ってバテない強みを発揮するとみています。
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